モーターショーで初体験、オートサロンで開眼してしまった感のある人物お姉さん撮影(巷ではポートレートと言うらしいがw)、フラッシュ無しでも撮れるけどあった方がより綺麗に撮れる事もある。
普通にカメラ横位置で撮る分には全く問題が無いフラッシュ撮影だけど、縦位置で撮影する場合に問題が発生する。
ポートレートに慣れた方だと、縦位置の場合はフラッシュを焚く事によって出来る不自然な影を無くす等という高尚な話になるんだが、私の場合は単に人に邪魔されてフラッシュの光が届かない!という問題を解決したいだけ(笑) どの道、バックに壁なんか無いし、顔に影が出来るほど近くから撮影するわけでも無い。
PENTAX K-3 + AF360FGZ
普通に横位置であれば上に伸びようと問題無いけど、縦位置で撮影する場合はこれだけ幅が増える。人垣の中から撮ってると他の人に邪魔され易いのよ。
これを回避する方法はいろいろとあるんだけど、今回は一番安い投資で済む方法。
※片手にストロボ持ってワイヤレス発光とかいう非現実的な方法除く。
いろいろと調べてて妙に納得してしまったのが、このページ。
http://www.jukutyo.jp/jukutyohp/geo1/tateitisutorob.htm
なるほど!こういう手があったか!
リング式の三脚座にストロボ載っけてしまえば確かに回転させるだけで済むので、縦位置にしても問題無い。
ただ・・・
PENTAXの場合、リング式三脚座を備えたレンズって私の手持ちだと、smc PENTAX-DA★60-250mmF4ED [IF] SDMしか無い。そもそも、普通はデカくて重いレンズに付いてるものだから選択肢が圧倒的に少ない。汎用で使えるもの無いかなと思って探してみるも、大体がキヤノンの何々レンズ用って書いてあって径がさっぱり分からない。理想はsmc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDMに社外品で合うものを付けたいんだけど、径が全く分からないので無理。キヤノンの各レンズの径を調べるなんて気が遠くなるわ!(※少しやってみたけどすぐに諦めた)どなたか知ってる方がいたら教えて欲しい → DA*16-50に合うリング式三脚座。
まぁ、合ったとしても元々が三脚座を想定していない造りなのでDA*60-250のようにスムーズに回転させる事はほぼ不可能。素直にDA*60-250を使え!という話になるんだが、ここで葛藤が…
あのねぇ、重くてデカいのよ!!!
左:DA*16-50(565g) / 右:DA*60-250(1,040g)
いや、屋外でブルーインパルス撮るのにブン回すんだったら何の問題も無いんだけど、屋内でしかもお姉さん撮るのには大げさじゃね?
まぁ、バストトップアップのポートレート用で使えるレンズではあるんだけど、でも基本的に屋外とかスタジオ撮影で周りに余裕があるとこ向けだよね?展示会の人混みの中で使うのはどうなのよ?
ま、でも現状これしか手持ちは無いので・・・
やってみた(笑)
ストロボをホットシュー以外に付ける場合、シューアダプターなるものが必要。純正が一番間違いが無いんだけど、それよりも安くてなおかつ複数のメーカーに対応したものがある。もはや定番と言っていいのではないだろうか?
ニッシンデジタルのユニバーサルシューコード SC-01
メーカー希望小売価格:6,800円(税込)
キヤノ・ニコ対応はもちろんなんだけど、この手の製品にしては珍しく(笑)、PENTAXにも対応してるのがありがたい。
左の写真だと奥、右の写真では手前にある方がカメラのホットシューに取り付ける部分(以下、(A)と記載)。
こちらはホットシューから離した位置にストロボを付ける部分(以下、(B)と記載)。
(A)の上にもストロボは付けられるので同時にストロボ2灯付ける事が可能だけど、発光は1灯のみ。(A)に付いてるスライド式のスイッチでどちらを発光させるか切り替える。三脚座には(B)の方を付けるのだが…
ご覧のようにメスネジ。三脚座の方もメスネジ。
こういう時の為に小物を出してくれてるところはありがたい。
3/8-16UNC(太ネジ)←→1/4-20UNC(細ネジ)変換用のネジは数社から出てるけど、両側が1/4インチのネジとなるとなかなか無い。
エツミのE-6085 止めネジ(オス/オス)
標準価格:840円(税込)
銀色のはQマウントレンズ01用メタルフードのキャップ。ネジは両側に5mmずつ出てる。
やっぱりね〜。こうなると思った。ちゃんと正面を向かないといけないんだけど、ご覧のように曲がってます。曲がってるだけじゃなく、これ、あと時計回りに半回転ちょっと必要。コードが手前に来ないといけないんです。
専用品じゃないからそりゃそうだわな。この状態でいくら回そうが目一杯入ってるのでこれ以上回りません(個体差はあるかもしれないけど)
さて、どうするか・・・
こんな時の為にこれも一緒に注文しといたんです。
同じくエツミのE-6283 ネジ付シュー
標準価格:1,575円(税込)
左側のものを分解すると、右側のように4つのパーツで構成されてます。
(1)の裏側には三脚用のネジ穴があいてます。
(2)は(4)のネジの回転防止用に締め込みます。
(3)はワッシャーのつもりなんだろうけど、薄い厚紙(言い方変だけど)です。
(4)が台座になる部分。
そうしたらまたSC-01の(B)を取り付け。
えぇぇぇ〜!これでもダメ?
と思って、悪あがきで(B)を更に無理矢理回したら…
なんとか正面向きました(笑)
こんな感じになります。
ただ、一つ問題があります。ネジ付シューの(2)で(3)(4)を固定するようにしてるんですけど(1)と(2)の間は隙間が出来ます(完全に締め込めない)。なので、横方向からちょっと力が加わると緩んじゃうんですよね。(1)と(2)の間、または(2)と(4)の間にワッシャーなりスペーサーを入れる必要があるかなと思ってます。まぁ、注意してりゃ大丈夫なんですけど、万が一の事を考えると緩む要素は排除しといた方が安全だと思います。何か考えないとダメだな。
さて、これであとはストロボ付ければいいんですけど、(B)をいちいちネジ込むのは手間です。カールコードが付いてるからやり難いんですよ。幸いな事に、(B)はネジ止めは上で紹介した通りですが、他にアクセサリーシューに差し込む事も出来ます。
アクセサリーシューの増設。これも小物があります。
エツミのE-6117 アクセサリーシュー
標準価格:945円(税込)
これを付けると、(B)を嵌め込むだけで済むので格段に楽になります。
一応動画撮ってみましたけど、フレームレートとかの関係で発光してる瞬間が見えないかもしれません。0:07〜0:08の間で発光してます。
SC-01は純正ではありませんが、動作に問題ないです。PENTAX純正よりもむしろいいかもしれない(笑)
さぁ、あとは実戦でのテストだな・・・当分無さそうだけど(笑)
関連記事 by GADGET-SIZE:
【お知らせ】 from GADGET-SIZE:
当ブログ全記事へのリンクを設置してます。ご興味のある方はこちらのリンクまたは当サイト上部のタイトルの下にある「特集」リンクからどうぞ。