前日の予行に続き、本番の11月3日(日)の入間航空祭に行って参りました。
以前の記事にも書きましたが、今年は4月クールに放映されたTBSのドラマ「空飛ぶ広報室」効果で去年の22万人よりも更に増える事は予想してましたが・・・なんと、32万人が来場したそうです。去年よりも10万人増えた…
もう、凄いのなんの。
例年はブルーインパルスだけ見に行ってたんですが、今年は他も見てみようという事でちょっと早めに向かいました。
所沢方面から西武線に乗って稲荷山公園駅へ。ドア際に立ってたので外の様子は分かります。
駅の手前から沿線にビニールシート敷いた観客が見えて来たんですが、「あれ、いつもより少ないな?」。まぁ、ちょっと早め(あくまでもブルーには早め。実際は10時半過ぎぐらい)だからかな?と思いつつ、さらに電車が進み踏切にさしかかったところで思わず絶句しました。
航空祭の時は臨時の改札が開くんですけど、そこを出て左にUターンして踏切を渡るんです。この踏切が年に一度の魔の踏切でして、航空祭の当日のみ毎年ただ渡るのに30分ぐらいとかかかってたんですよ。ほんの50〜60メートル?ぐらいの距離です。それでも改札を出てUターンして踏切に向かう事が出来るぐらいの混雑ぶりだったんですが・・・
今年は、その人混みの終わりが見えない!!!
いや、もう意味分からん。とにかく人・人・人!道路にびっしり人が詰まってるんですよ!それもどこが最後尾なのか全く分からないぐらい。
電車の中の人達は「うわ!」とか「何あれ〜!」とか驚嘆の声が上がってましたね。
私はハナから臨時改札はヤバいと思ってたのであの状況を見てさっさと別ルートで。基地の中には30分ほどで入れました。あそこの踏切からだったら一体何時間だよ?ってぐらい、もうとにかくカオス状態でした。電車の中もギュウギュウで写真なんか撮れたもんじゃないので言葉だけで伝えてますが・・・
ちなみに、航空自衛隊が配布してるパンフの抜粋を貼付けておきます。これでどのような位置関係かは分かると思います。
基地内に入ったらアナウンスで、あの踏切からのルートは入場制限かけてるっぽかったです。
さて、飛行展示以外も見ようかなと思ってましたが、もはや無理です。下手するとブルーインパルスの飛行展示もエプロン外から見る羽目になるかもしれないと思い、エプロンに直行しました。上に貼付けた地図では「レジャーシートエリア」と記載されてる赤の部分の事です。私は例年管制塔の近くで見てるんですが、いつものルートだと人大杉!なんじゃ、ありゃ!もう、おしくらまんじゅう状態。なので、どこでもいいからとりあえずエプロン内に入る事を優先。
なんとか入れましたが、管制塔までは遠い。既にC-1が飛んで来ちゃってます。
急いでカメラ取り出して撮影体制に。
天気はあいにくの曇り空。とりあえず遠くから撮って見ると水蒸気のモヤっとした感じ。
さすが、K-3!「空気感」までも撮り逃さない!・・・いや、ちょっと意味が違うと思うんだが(笑)
背面液晶で確認しつつ微妙に調整しながら撮影。とは言え、調整はいつも勘です。風景・夜景・街並みの撮影がメインの私は1枚1枚確認しながら、あーでもない、こーでもないと設定を弄るやり方に慣れてます。動く要素が少ない対象の撮影なのでそれでいいんですが、動体に関してはそれは無茶です。やってる間にいなくなっちゃいます。どこをどう変えればどうなるっていう、カメラに詳しい方々が語ってるような知識も持ち合わせておりません。
※以下のC-1の写真は連写機能は使ってません。1回1回シャッター切ってます。
※レンズは全て望遠ズームレンズのDA★60-250mmF4ED [IF] SDMを使用してます。
ISO400 F4.5 1/2500 露出補正+0.3
バックが露出オーバーですね。模型を撮ってるような感じになっちゃいました。そのくせ、被写体ブレも入っちゃってますね。
ISO400 F5.6 1/2500 露出補正+0.3
今度は露出がアンダー。ま、アンダー(底面)なだけにw
ISO800 F6.3 1/3200 露出補正+0.3
機体後方が僅かに切れちゃってますが。これでもまだ暗いなぁ。
う〜ん、何かイヤな予感が…
バックが晴天の青空だったら調整ももっとマシに出来るんだろうけど…難しいですね。K-3自体にも、昨日よりはまだマシなレベルですが、まだ慣れきってませんし。
ブルーインパルス大丈夫かなぁ?
そんな状態でいよいよブルーインパルスの登場。
動画も試しに撮ってみました。動画は基本的に使わないので操作が全く分からない状態で撮ってます。
順番が前後しちゃいますが、これは航空祭が終わり、松島への帰投の際の1番機をちょこっと追っかけたものです。時間は15時13分。飛行展示の際もこのような感じで滑走路に向かいます。
これでも、観客が結構帰った後です。始まりの時はいかほどか想像してみて下さい。
もっと人が多く、撮影は人の頭との戦いになります(笑)
追っかけてる途中でいきなり周りの人の頭がファインダー内に割り込んで来たりで大変です。ファインダー覗いて追っかけてますから私自身は周りの状況が見えません。で、いきなり人の頭が入ってくるとAFがあさっての方向に行っちゃいます。一旦迷うと復帰が…(ry
K-3にはそんな状態でも被写体に焦点を合わせ続ける『AFホールド』という機能が新たに搭載されました。
「オフ」「弱」「中」「強」が選べます。これ使ってみようと設定を弄ってたりしたんですが、前日、基地内外周を走って来た装甲車で試したところ、「強」だと合焦点があちこちに行ってしまい???な状態でした。他の設定とも連動する部分があるし、何より金網が間にあるのでそのせいか?とも思ったんですが、そこで設定を「中」に変えてしまいました。
結果・・・でも無いか?
オポジット・コンティニュアス・ロール(Opposite Continuous Roll)という会場右側から5番機、会場左側から6番機が進入して会場正面ですれ違う課目を撮り逃した!(泣)
6番機の方を追っかけようとしたんだけど最初に合わせられなかったのがそもそもの失敗。人の頭がいっぱいで負けた!追う事さえ出来なかった!のが、このザマ。
辛うじて5番機の尻尾部分とスモークが写ってるけどピントが全く合ってない(笑)
K-3だから撮れると思って期待してたけど、まだまだ私の腕が未熟だ。
AFの食い付きと連写テストは以下で行いました。
課目:バック・トゥ・バック(Back to Back)
5番機、6番機が重なり合って見えるところのカットは連写機能使ってます。ここに載せたものはリサイズしてるので分かりませんが、元画像を拡大して見ると、6番機のパイロットとその後ろに座ってる人が左側の5番機の方を向いてるのが分かります(そう見えるだけかもしれないけどw)。
残念ながら今年もブルーインパルスの飛行展示は途中で中止。去年はバードストライク、今年は、会場アナウンスで聞こえた範囲だと「想定外の航空機の侵入」。後から分かった事だけど、ドクターヘリらしい。
会場で一時中断ってアナウンスが入った時は「チッ、なんだよ想定外の航空機って!」って思ったけど、ドクターヘリじゃ仕方ないよね。
念願のPENTAX K-3でブルーインパルス!も終わってしまったけど、今後の自分自身の課題も色々と見えて来て…いくら良い機材使ってても、最後はそれを扱う人次第なんですよね。カメラのシステムを語る時、機材の方ばっかりに焦点が行ってしまってるのを良く見聞きしますけど、撮る人を含めてまでがシステムなんじゃない?と思う訳です。
PENTAX K-3、ほんと、買って良かった!・・・
・・・いやいや、買ってないから!www
アブねー!ついつい買ったと錯覚起こした。
使用したPENTAX K-3はリコーイメージングさんよりモニターとしてお借りしているものです。
PENTAX K-3はリコーイメージングさんよりモニターとしてお借りしているものです。
大事な事なので2度言ってます。前回も言いました。
モニター期間中に他にも試したい事が色々とあるので追々記事書こうと思ってます。書けるかな???
ネタは沢山あるけど、なにぶん書くスピードが遅いのでK-3に限らず溜まりっ放し!写真も撮らなきゃいけないし。
※この記事中の写真は撮って出しJPEGをApertureで露出上げ加工をしてリサイズしたものを無圧縮で載っけてます。DNGを現像したいんですが、K-3のDNGはどうやらOSをMavericksにアップグレードしてApertureもアップデートしないと出来ないので・・・いつになったら出来るんだろう?時間が!!!
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