投稿日   : 2014年2月23日 
 
最終更新日 : 2015年1月4日 
 

フラッシュ撮影時の必需品?:ただし、展示会でのお姉さん撮影に限る!

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実際どの程度効果があるのか分からない。(テストすりゃいいんだろうけど、そんなんやってる暇は無いw)

いや、効果はあるんだろう…ちゃんと使えれば。場数増やして経験してくしか無いかなとも思う。

でも、ちゃんとしたライティングが整った環境(スタジオ等)で使用するならまだしも、あちこちからフラッシュの光が飛んでくる展示会でのお姉さん撮影では細かい事はとりあえず気にしちゃいられない。

とにかく、光が届けばそれでいい。となると、フラッシュ直射って事になるんだけど…お姉さん方もいくら慣れてるとは言え、まともに喰らったら眩しいよね?

そう思って、とりあえず買っておいた(フラッシュ買ったのと同じ時期に)のがいわゆるシャワーキャップ型と呼ばれるやつ。
harbor
ハーバー ストロボディフューザー

安いし、持ち運びにもスペースを取らないし、実際、昨年のモーターショーや年初のオートサロンではフラッシュに常時被せてた。
本来の使用方法とは違うけど、被写体になって下さる方の眩しさを多少でも軽減する効果はあるだろう。

撮る側の都合じゃなくて、撮られる側はどうなのかな?と思って頭に浮かんだのが上記のシャワーキャップ型の、あとはストロボに合わせて四角い形をしたもの。
etsumi_for_AF540FGZ_
ストロボディフューザー ペンタックスAF540FGZ 専用
(※案の定、AF360FGZ用は無い。他で唯一対応を謳ってるものが、これ

その頃は「ディフューザー」とか「ソフトボックス」なんて言葉も知らず、ただ単に遮光して眩しさを減らす用途に使えるだろうと思ってた。

本来の使い方を知ったのはつい最近。フラッシュ周りでいろいろと調べるようになってから。

なるほどなとは思いつつも、どれもスタジオ(あるいは天井がそれほど高くない部屋)での撮影を前提としてる事。展示会のように、幕張メッセやビッグサイトのような巨大な空間での撮影では果たしてどうなの?そのまんま通用するの?

そういう場所でも照明機材をちゃんと揃えて撮るってのなら通用するんでしょうけど、照明環境もバラバラ、あっちこっちから無数のフラッシュの閃光、天井ははるか彼方上空、壁も同様。こんな環境で同じ事してもアカンやろ。

ところが、いるんだよねぇ。こういうの使う人達が。
rogue  lumi_quest

これも見た事あるけど、もはや滑稽以外の何者でもない。
jumbo

上方向に嵩張るのはイイとしても、横方向はアカンでしょ。人混みの中で使うもんじゃ無いと思うんだよね。いや、効果は分かるよ。けど、一対一の撮影じゃ無いんだからTPOはわきまえようよ。

はっきり言って、邪魔!

まぁ、そう言ってる私自身も他の人の邪魔になるような事はしてるんだと思うけど、なるべく邪魔にならないようにって努力はしてるつもり。

上記のシャワーキャップ型のでも良かったんだけど、いろいろと調べてるうちに欲しくなっちゃったのが・・・

ガミライト|Gamilight イベントプロ/Event Pro (マウント付属)

マレーシアのガミライトコンセプツ社が開発・製造。マレーシアって珍しいよね?
日本では沖縄のオリエンタルホビーさんが正規代理店になってるみたい。私はヨドバシで買ったけど、オリエンタルホビーさんから卸された正規品。

GamiLight_package_8047  GamiLight_contents_8052

これ、何がイイかって言うと、まずマウント。
GamiLight_contents_8053  GamiLight_mount_8054

この手の製品でよくありがちなのが、ベルクロの片側をストロボ本体に貼り付けるとか、ディフューザー/ソフトボックス本体にベルクロやゴムが仕込んであって締めるものとか。私の場合はまず、そこで既に選択肢からは外れる。だって、美しくないじゃん!特にベルクロを貼り付けるなんて、あり得んわ。

その点、このガミライトは2ピース構造のマウント。
※オリエンタルホビーさんによると、2013年12月にマウントの仕様変更があったらしい。以前のものは下の写真の赤丸の中のように両側のマウントがゴム紐でくっついてた。仕様変更後のマウントはv3らしいんだけど、ヨドバシ.comではマウント単体は「お取り寄せ」になってたから、ひょっとしたらイベントプロに付属してくるマウントはv2なのかな?と思ってた。新しいのが欲しいなとは思いつつも、v2の方がウレタンフォームで調節するより楽だなと思ってたので、送料のかかるオリエンタルホビーさんより、送料無料で且つ注文翌日には届くヨドバシの方で注文。結果、新しいマウント(v3)のが来た。
eventpro_v2

ストロボ取り付け側にはウレタンフォームが貼り付けられてる。調整用のウレタンフォームも予備で2個付属。

マウントの両側にボタンが付いてるのでこれをパッチンパッチンとはめればそれでOK。付けるのも外すのも簡単、なおかつストロボ本体には嵌めるだけ。
GamiLight_mount_connected_8056
GamiLight_mount_AF360FGZ_8057  GamiLight_mount_AF360FGZ_8058

製品に付属するマウントはS・L、2種類のサイズがあって、購入時にどちらかを選ぶ。
オリエンタルホビーさんが掲載してる対応表。
gamilight_mount_new

パッケージの中に入ってた説明書に記載されてる対応表(SとL)。
GamiLight_mount_S_8066  GamiLight_mount_L_8067
あのさぁ、パナとかソニーまで記載されてんのにPENTAX(ペンタックス)が無いのはなぜ?
世界規模で見ても、PENTAXはカメラ業界じゃそれなりに知名度はあると思うんだけど?

おかげで調べんのが大変なんだよ!!!(笑)

海外のサイトでよーやく見つけたよ。
PENTAX AF360FGZ → Sサイズ
PENTAX AF540FGZ → Lサイズ

私が持ってるのはAF360FGZなので、Sサイズを購入。日本人の方でAF360FGZにLサイズを付けて写真をアップしてる方がいたけど、マウントがv2かv3かは判別出来なかった。え、ひょっとしてLじゃないとダメなの?と一瞬思ったけど、どー考えても大きいんじゃね?という疑念が拭えなかったので更にいろいろ調べてようやく海外のサイトに辿り着いた。

大は小を兼ねるでLサイズでももちろん大丈夫ですけど、AF360FGZにはSサイズで大丈夫ですよ。Sでも多少余裕がある。だから、あまり力をかけずにスッポ抜く事が出来ます。

で、このイベントプロ…秀逸だなと思ったのがこのバウンサー。
GamiLight_EventPro_8059  GamiLight_EventPro_8060

上に貼ったビデオ見ていただければ分かると思うんですが、折り方、取り付け方を変えれば如何様にも調整出来るとこ。取り付け/取り外しはボタンをパッチンパッチンやればいいので簡単。あとは折り曲げ方を変えるだけ。
なんでも、ガミライト(GamiLight)社の名前は日本の「折り紙」=「origami」から来てるそう。

このアイディアは凄いよね〜。こういうのが我々日本人から出て来ないのは残念なところではあるけど。いや、これ、ほんと秀逸!

ガミライト社の製品ラインナップ、全てマウントが共通で使える。マウントにアタッチメントを付け替える事でディフューザーにもなったりソフトボックスにもなったり。しかも、マウントも取り付け/取り外し自由。

この、イベントプロはその名が示す通り、イベントでの撮影用に設計されたもの。半透明であまり目立たないし、嵩張らないし、バウンスにも使えて、ソフトボックス的な使い方も出来る。まさに、展示会でのお姉さん撮影用にはピッタリじゃないか!(笑)

バウンスさせる場合。角度調節は結構自由。
GamiLight_EventPro_AF360FGZ_8061

ソフトボックス的な使い方。
GamiLight_EventPro_AF360FGZ_8062  GamiLight_EventPro_AF360FGZ_8063

実際にカメラに取り付けると…
K-3_AF360FGZ_handle_8068  K-3_AF360FGZ_handle_8069

いや、フラッシュ自体がデカいからそれなりには目立つか(笑)
AF360FGZでこうなんだから、AF540FGZだと更にデカいんだろうなぁ。費用の面でAF360FGZ買ったけど、AF540FGZにしなくて良かったなと思ったwww

その点、ニッシンのスピードライト i40はいいよなぁ〜と思ったけど、ペンタックスのペの字も出てきやしねー。
更にはデジカメWatchのこの記事
キヤノン、ニコン用は当然としても、ソニー用、フォーサーズ用も出るし、富士フイルム用までひょっとしたら出るかもしれないというのに・・・

なんで、こうも嫌われてるの?PENTAX???
もはや意味分かんないんだけど!!!

なにげに、XーT1が気になってる今日この頃…(爆)
 
 
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