最近は、写真撮りに行く方が楽だし楽しいので記事書くのが滞りがちw
さて、昨年(2014年)発覚した手持ちのPENTAX DA★60-250のSDM故障。
2014年12月初旬には修理も終わり、新宿のフォーラムに行けばいつでも引き取れる状態に。
新宿のフォーラムで修理に出すと、完了後の受け取り方法は2通り。修理代金の支払いはそれぞれで若干の違いがある。
1.自宅に配送
修理代金は代引き(現金)のみ。送料は無料。
修理完了予定日よりも前に完了して送られてくる場合がある。
2.フォーラムに引き取りに行く
修理代金は、現金またはカード支払い。
修理完了日は受付時に提示された日より前倒しになる事はほぼ無い。
※注:私の経験上での事なので、微妙に違う場合もあるかもしれません。
カード払いにしか出来ない私は「引き取り」にするしか無い(爆)
ところが!諸々の事情があり、カード払いさえも出来ない状況に。
上記で1.を選択した場合は有無を言わさず自宅に届くので、預けている期間はそれほど長くは無い。2.の場合は、自分で引き取りに行かない限り修理品を手にする事は無い。フォーラムでの保管期間は受付日から起算して最長1年。期間内に引き取りに行かなければ修理代金はチャラになるが、代わりに修理品が自動的に没収されるというオプションが付くw
さて、お金の都合がつかず、なかなか引き取りに行けなかった私のDA★60-250…
そろそろ入間航空祭も近づいてきて、保管期限も残りあと1ヶ月ちょっとと迫ったある日、こんなものを見つけた。
ドリフトと言えば、「ドリキン 土屋」とか「頭文字D」とかの言葉と、深夜のテレビ番組でチョロっと見た程度にしか知らなかった私。
車のレースと言うと、「サーキット」しか頭に無かった。比較的近い筑波でさえ片道最低でも3時間程度、交通費は片道で2千円ほど。茂木や富士だとそれ以上。カーレースを見るのは好きだけど、とても行く気にはなれない。テレビでいいやって感じ。
だが、この「TOKYO DRIFT」(D1グランプリ最終戦)はお台場で開催されるという。
マジか!
ゆりかもめの「船の科学館駅」前のまぁまぁ大きいスペース。結構いろんなイベントが開催される、あの場所。何も無い時は確か駐車場だったよね?あそこでやるんだぁ。
だったら行くのは余裕。チケットとかどうなってるんだろうなぁ〜と思って見てみた。土日の2日間開催のところ…
なんと、日曜分は全て完売。
え、え、???土曜に行くしか無いのか?
エントリーリスト見た感じでは、見たいのは日曜なんだよなぁ。もとから二日間行ける余裕など無い。日曜が完売なら土曜に行けばいい…とはならない私w
単にドリフトが見たいだけでは無い。出走する車、ランボルギーニのムルシエラゴが見たいんだよねー。スーパーカーブーム世代の私にとって当時の一番はランボルギーニ・カウンタックLP500Sだった。LP400では無く、LP500Sねw 何も知らなかった私はリアウィングが付いてればLP500Sだと思ってたけど、実際はLP400にリアウィング付けただけのものとか、LP500Sのレプリカが相当数あったらしい。多分今でも見分けは出来ないんだろうけど…
以来、ランボルギーニの車のデザインは好き。乗る事なんか出来る事は無いだろうけど、見るチャンスは探せば、ある。けど、ランボルギーニ、レース仕様、ドリフト・・・こんだけ見たい要素が揃ってるのはなかなか無い。だから、絶対日曜じゃなきゃダメ。
ん〜、困ったな。
と、チケットのページを更に下の方を見ていくと…
あったよ!有料エリア入場券。しかも前売り指定席券より全然安いじゃないか!
まぁ、これだけの価格差だからねぇ。一体どんな不利な点があるのか?いろいろと調べてみた。
■ 当日販売のみ
前売りは無いので当日買うしかない。
無料エリアは朝9時オープン。
券販売所は無料エリアの中にある。
■ 数量限定
どれだけあるのか見当も付かない。
当日販売のみ&数量限定なので早い者勝ち。
9時前には現地着いてないとダメか?
■ コースから外れた立ち見エリアに制限
マップを見る限り、立ち見エリアはコースへの進入・退出路脇。
見えるのは見えるんだろうけど、遠いよねぇ。
■ 立ち見エリアは入場人数制限あり
有料エリア入場券買っても、更に人数制限されるって事?
う〜ん、微妙だな。
ま、レースを見るだけが目的だったらあまり問題は無いのかもしれない。しかし、私は「写真を撮る」のが目的なので最前列に行かないとダメだろうし、立ち見エリアの中での場所も重要になってくるだろう。
大丈夫なのか???
どーにも迷いが消えない。幸いなことに、土日二日間とも当日ニコ生で中継があるらしい。それを見てから決めるか…
そして開催日1日目当日の土曜日(2015/10/24)、ニコ生を見てみた。8時間ほどあるらしいがとても全部は見てられない。D1のサイトにタイムテーブルが細かく載ってたので、車が走りそうな頃合いを見計らって見てみた。
この時初めて生中継での効果的なドローンの使い方を目の当たりにした。レース中の車の空撮映像が随所に取り入れられてたんだよね。GoPro等の超小型カメラの普及で車載カメラはもはや常識だけど、空撮は新鮮だった。Super GTとかフォーミュラ系の普通のカーレースではスピードが速過ぎとか、安全上の問題で無理なんだろうけど、ドリフトはそこまで高速にならないし、空撮があるとより迫力のある映像が撮れる…上手いなと思った。
会場で飛んでたドローン。
おそらく、DJIのInspire 1でしょうね。さすがに最低でも40万弱する代物なので、趣味で買えるものでは無いけど、今や機能・性能絞れば1万程度で買えるモノもあるみたいなので羨ましい。その昔、ラジコンに興味を持ってた頃のヘリなんて数十万円は当たり前、百万超えるものもありましたからね。しかも、重いし、小型エンジン積んでたのでうるさいし、ただ飛ばして操縦技術を楽しむだけのものでしか無かった。大人のおもちゃ…意味違うものになっちゃうけどwww
当然子供には手を出せるシロモノでは無く。それが今や、空撮まで出来ちゃうモノが子供でも小遣い貯めれば買える範囲まで落ちてきてる。
11月7日には日本初のドローンのレースも開催されたみたいですし、面白そうだよなぁ…
おおっと、危ない。手を出したら破産する!www
で…
会場の雰囲気を重点的に見てたけど、何とかなるか?と思ってよーやく行くのを決心。
さぁ、行くとなると望遠レンズは必須。記事冒頭でも書いた昨年修理に出したDA★60-250を引き取りに新宿のフォーラムまで行ってきた。ここまで来ると、保管期限(1年)ギリギリのリコーの対応がどうなってるのか検証したかったけど…
【検証項目】果たして連絡が来るのかどうか?
■ 修理受付時に発行される修理伝票にはきちんと「期限内に引き取りが無い場合は適切に処分させていただきます」との記載があるので、リコー側の責任はそこで果たされている。
■ 引き取りに行かないのは、単純に依頼者の責任。
■ まぁ、自分で修理に出した物を忘れる人もそうそう居ないとは思うけど、万が一うっかり忘れてる人が居ないとも限らない。
■ そういう人達へのフォローまでやってるのか? → 例えば、期限前(1〜2週間程度?)にリコーから依頼者へ連絡するのかどうか?
期限まで1ヶ月強だったので…ここまで来たら期限ギリギリまで粘ってみたいw という想いはあったものの、行くと決めたTOKYO DRIFTには必須だし、何より私の中での恒例行事、入間航空祭(2015/11/3)には無くてはならないレンズだからねぇ。今や、DFA150-450の方が入間では適してるけど、修理に出してるレンズを長らく引き取りに行けないほどの財政難の私にそんなもの手に入れられるハズも無く…
新宿のフォーラム(今はもう、「リコーイメージングスクエア新宿」って名前になってるんだね)ではレンズの貸し出しもやってるので借りるという手もあった…
ただ、
■ 100%確実に借りられるという保証は無い
→ 予約不可
→ 当日受け付けのみ
→ 在庫状況不明
■ 時間が合わない
→ オープンが10時半。そこからどんなに急いでもTOKYO DRIFTの会場に着くのは11時半過ぎになってしまう。
→ 返却は貸出日当日の17時30分まで。延滞料を覚悟するならば18時30分まで。
■ 火曜日は定休日
→ 入間航空祭は11/3の火曜日。
諸々の状況を考慮すると、期限1ヶ月前のこの時点で引き取りに行くしかなかった。
修理品には半年間の保証が付く。保証期間の半年以内に同様の症状で修理となった場合、修理代金は無料になる保証。この「半年間」っていつの半年なんだろう?修理完了予定日からの半年?引き取り時からの半年?
修理に出してから11ヶ月…普通はこんなに長期間預けておく人は居ないだろうねw よく望遠レンズ無しで過ごせたよな。そー言えば、今年(2015年)は「お姉さん撮影」関連の記事が無いのはそのせいか?
なぁ〜んてねw
実は年初に超ウルトラCをかましてたんで、書く事は充分過ぎるほどあるんです。ただ、記事を書くのにそんなに時間を取れない状況なので後回し後回しになり、今日に至る。ここら辺は追い追い記事書く予定ではあります。
話が逸れましたが、「半年間」は引き取り時からの半年間でした。私は、11ヶ月も預けてたので半年間保証は切れましたって言われても仕方が無いなという覚悟で行きましたが、あっさり「半年間の保証が付きます」って言われました。これは有り難かったですね。なんせ、今回のSDM故障での修理費用は1万7千円ちょい。もしまた修理が必要になる時はSDM故障ぐらいしか無いでしょうし、半年で逝くハズが無い…とは残念ながら断言出来ないのでw
さて、レンズは手元に戻って来ました。他に必要なものは・・・
普通に高速シャッターで写真撮るのならば、カメラとレンズ持ってきゃそれで済みます。しかし今回はドリフトの撮影。流し撮りしたいよねー!流し撮りするにはもってこいの被写体でしょ?
となると、スローシャッターなので一脚が必要だな。
出番が全く無くなっていた MoGoPod MK III を引っ張り出してきた。
この伸縮機構は楽でイイ。カメラ載せた状態でも楽に伸縮出来るので長さの微調整が簡単。
直接Captureを付けるか?
いやいや、やっぱ雲台は必要だよ。室内でブツ撮り用に使ってる三脚から雲台を外して装着。
雲台は梅本製作所の自由雲台SL-50ZS。もうかなり前に生産終了になっているフジヤカメラの特注品。現在では改良後継版のSL-ZSCシリーズが販売されてます。
以前一度登山に持って行った事があったんですが、ボール部分に砂埃が付いちゃってクリーニングが大変だったので、以来外に持ち出す事はかなり減った。普通に屋外での使用だったら全然問題無いけどねw 砂塵が舞う環境の中、ずっと裸でザックに括りつけてたからさ…
PeakDesignのCaptureがピッタリ。私は両側を長いネジに交換してるので閉じた状態だと出っ張るんですが、この雲台にこれ以上無いほどピッタリと嵌まるんですよ。専用品か!って思うぐらい。
これがあるので、別途アルカスイス互換のクランプは必要無いw
(注:裏面にネジ穴が切ってあるのはCapture Proのみ)
雲台に付けるクイックリリースのシステムまでCapture Proで賄えてしまうので、Captureを買うのであればProを選んでおいた方がいいと思います。価格差は当然ありますけどね。それだけの価値はあると思います。
プレートはアルカスイス互換ではありますが、逆は成り立ちませんのでご注意を。
Peak Design Captureのプレート → アルカスイス互換クランプ等に嵌められます。
他社アルカスイス互換プレート → Captureには付けられません。
Capture互換プレートを出してるのは現状私の知る限り1社1製品のみです。
3 Legged ThingのQR3P
他のクイックリリースシステムにも言える事ですが、規格がいくつもある為に複雑で訳わからんとか、同じ規格同士なのに合わないとか、あまり知らない人から見たら手を出しにくい商品なんですかね?そんな状況を見て、新たなアプローチの製品が最近出て来ました。
edelkroneのQUICKRELEASE ONE
1/4インチねじ(いわゆる「細ネジ」)さえあれば、そのネジにワンタッチで取り付けられるというもの。
これいいよね。いずれは使ってみたいな。
さぁ、これで準備はOK…と思ってたら重要な事を忘れてた事に気が付いた。
天気は晴れの予報。
↓
晴天下であまり絞らずに流し撮り。
↓
流し撮りのシャッタースピードってどのくらい?
↓
スローシャッターだよね?
↓
あ!減光しなきゃダメじゃん!
↓
減光フィルター(ND)だよ!
意識的に流し撮りをしようなんて初めてだから危うく忘れるところだった…
ND4にしようか、ND8にしようか迷った。DA★60-250のフィルター径は67mm。高いんだよなぁ。私の用途だと流し撮り以外には使わなそうなもの。可変NDフィルターがあるのは知ってたから値段見てみると、3万円台後半だったのでお話にならんw ネットで調べまくってND8に決めた。
その割にはKenkoのZéta ND8 なんつう高級品を買ってしまったけどw マルミのDHGとの実売価格差だったらZétaの方がイイやって思ってしまったので。
これで準備は今度こそOKだろう…
つづきはまた次回。
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