ありそうで無いもの・・・
縦グリップ使用時に使えるグリップストラップ。
いや、これ普通に巷で売ってるグリップストラップ付ければいいだけじゃん!
って事になっちゃうんで、言い方を変えると、PENTAX K-3のバッテリーグリップD-BG5に付けられるグリップストラップ…これが無い。
バッテリーグリップ(以下、BGと記載)の裏面見ると分かるけど、のっぺりしてて引っ掛けるところが無いんですよ。
左:D-BG5 右:D-BG4
他社カメラのBGだとこういう引っ掛ける部分があったりするのもあるけど、右側だけしか無いとかが多いのでは?両側に付いてるのもあるのかもしれないけど私は知らない。
普通に横位置での場合、私はK100Dの頃からずっとハクバのピクスギア グリップストラップを使ってる。PENTAX純正も出てるけど値段が3倍ぐらいなので買う気にならない。アルカスイス型(以下、アルカ型と記載)のプレートを使うようになってからはピクスギア付属のプレートは無用の長物と化してるので、これストラップだけにしたものを少し安くして売ってくれないかな?(笑)
私が使ってるMestosのLブラケットには左右にストラップ用の穴が空いてるので縦位置の場合でもストラップ使えるように両側に通して輪っか作ればいいじゃん!と思うでしょ?
やってみましたよ、昔。けど、あまりにも使い辛いのですぐやめました。
以来、何か無いかなぁ〜とずっと思ってたんだけど、無いんだよねぇ、これが。
ところが・・・
消費税増税があるし、ハスキーKirk Model(三脚の方ね)買いたいなー(まだまだ買えないけどね)と思ってスタジオJinさんのページを他の商品もくまなく見てたら…
おぉぉぉぉ!これだよ、これ!と見つけてしまったのが、「【KIRK】クイックリリース・グリップハンドル」。商品説明には私の使い方の例は載ってなかったけど、「いけるだろ、これ」と思って速攻で注文しちゃいました。カードの負債がとんでも無い事になってるんだけどwww
で、早速届きました。日本郵便さん、雪の中をご苦労様です!スタジオJinさん、相変わらず素早い対応ありがとうございます!
パッケージはこんな感じ。「MADE IN THE USA」の文字がいっぱい!
ちなみに、KIRKから直で買うより、スタジオJinさんで買った方が安いですよ。KIRKから直で買う場合、本体$125+送料$53.x(エコノミーとその上のランクの2種類あるけど40セントの差でしか無いw)に対して、スタジオJinさんは税込み・送料無料で15,750円(2014/2/9現在)。
アルカ型のクランプにまんまハンドルが付いた製品。軽いです。いや、重さ的には237gなので前回の記事で書いたKamerarの7″ Tough Friction Armの240gと変わらないはずなんだけど、軽く感じます。
おお、いいじゃん、いいじゃん!
※注:アルカ型のクランプなので、カメラ側にアルカ型プレートを付けておく必要があります。私の場合、Lブラケットの縦・横どちらもアルカ型に対応してます。
日本ではことさらコンパクトなのが好まれる傾向にあるけど、私の場合はそれに逆行してるなwww
私もK-3からBG無しの状態で持ち歩く事が多くなったので、コンパクトに反対では無いですけどね。
う〜ん、クランプ部分の厚みだけだったら完璧だったかもしれないけど、嵌まってるとは言え、Lブラケットの方の厚みがプラス数ミリ?なのでシャッターボタン、AFボタン両方に指を乗せると多少キツい感じはするけど、この程度ならOK。手の小さい人だとちょっとキツイかも?
標準がどの程度か分からないけど、私の手は大きくも無く、小さくも無いので標準ぐらいなんじゃないかなと思うんですが…
他の角度からも。
ふ〜、ちょと無理な体勢での撮影でした(笑)
ハンドルの内側は余裕があります。薄手の手袋だったら全然問題無い。あ、ハンドル部分は樹脂+ゴムなのでそれほどでもありませんが、クランプ側は金属なので寒いところで使う時は手袋必須になります。
分かり易く、グリップハンドル単体で握ってみました。クランプのノブはレンズ側になります。
多分、この向きでは使わないと思いますが…ってか、これは無理。ノブに邪魔されて握れません。
いいな、これ!
グリップを握ってなくても落ちない安心感!
※写真だと下に接地してるように見えますが実際は持ち上げてるので浮いてます。
アルカ型のLブラケット使ってる方だったら、このように左側にグリップハンドルを付ける事も出来ます。
左側に付けて縦位置で撮影する場合はこんな感じになるけど、この状態だとズームリングやフォーカスリングはまともに動かせません。大雑把にしか動かせないからズーム使ってる人やMF使う人には向かない。
と、ここまで来てCARRY SPEEDのF-1プレートやSpiderホルスターの影が全く見えてないんだけど?私の使用スタイルからするとこの両方は必須であったハズなんだが…
グリップハンドルに完全に鞍替えしたのか???
「いいえ」
んな、わきゃ〜無い。
自分で最強ストラップシステムとか言っておきながら、現在はまた違った使い方になってしまってるヤツの言う事に説得力なんぞ無いかもしれませんが(笑)
実は、去年のクリスマス直前の時期に、通常は日本への送料が$40台半ばの送料が一日だけ限定で(実際は36時間ぐらいあったけどw)$15になったSpider Holster。これは滅多に無いチャンスだ!と思って買っておいたモノが!(到着するまで2週間ちょっとかかったけど)
「The Spider Arca-Swiss Clamp」。アルカ型のクランプとSpiderのピンが合体した製品。日本では正規に取り扱ってるところは無く、ただでさえ高いモノを更にぼったくって高い値段で売ってる並行輸入業者しかいないので注意。
カメラやレンズ側にアルカ型のプレートが付いてれば、そこにSpiderのピンを即座に取り付ける事が出来る製品。通常のSpiderプレートとかだと取り付ける際にヘックスレンチやコイン等が必要になるけど、これを使えばノブを回しての着脱が可能。カメラやレンズにアルカ型のプレートさえ付けておけば取っ替え引っ替え使えるという代物。
このクランプのいいところは、ピンが裏側からネジで固定されてるとこ。上の写真のSpiderプレート、F-1プレートはピンが片側からネジ止めされてるだけ。まぁ、これでも緩む事はあんまり無いけど、裏側からネジ止めされてるって事は強度は格段に上がってるって事だよね。
表面には三脚ネジ用の穴が3つ切ってあるので、私はここにCaptureのアルカプレートを付けてる。
これは何でかって言うと、取り外しは簡単に出来るけど、じゃあ取り外した後どうするの?
バッグのストラップにCapture本体を付けておいて、取り外した上記のクランプを引っ掛けておく。またクランプをカメラに付ける場合はCaptureから外してカメラに付ける。こうしたいから。
ゴテゴテしちゃうのは否めないね。
記事のタイトルにはPENTAX K-3って入れてあるけど、別にK-3じゃなくても他社のカメラでも全然大丈夫(笑) ただし、最低限BGが付けられる機種ね。BG付けられない機種だと大きさ的に不格好になると思われ…
更には、取り付け取り外しが頻繁になる場面もあるので煩わしいと思うかも?
でも、このグリップハンドル、私は相当気に入ってますよ。なんせ、届いた次の日にこうして記事アップしてるんだから。他に何本も書きかけのがあるけどそれらを差し置いて…モーターショーの記事なんか尻切れトンボみたいになっちゃってるし。書きかけでそのまま日の目を見ない記事もあるからなぁ(笑)
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