投稿日   : 2013年5月19日 
 
最終更新日 : 2015年7月19日 
 

結局ここに行き着く:DOMKE F-2

Pocket

 
 
カメラバッグ…昔からカメラ機材を持ち運ぶ為の専用のものが様々出ている。最近では普通のバッグの中にインナーボックスを入れてカメラを持ち運ぶ人も増えてる。それこそ、大・中・小ほんとに色んなものが出てて選択肢には困らない。逆に困る事と言えば、選択肢が多すぎて「どれがいいんだ!?」って事w

私は大・中・小合わせて10個ぐらい持ってる(笑)
どこでそんなに使うんだ!…って?

ほんと、そう。買ったはいいが、常用するのなんてせいぜい2個ぐらい。けどそれがベストかって言うとそうでも無く、環境や心境が変わるとまたそれに合ったものが欲しくなってしまう。写真やってる人だと「沼」という表現はご存知でしょう。このカメラバッグにも「沼」はあるわけで。

今回もあるバッグが気になって気になって・・・

何か?と言うとDOMKE。本来の発音は日本語読みにすると「ドンキ」に近いんだけど輸入代理店である銀一さんが日本に持ってくる時に「ドンキ = 鈍器」を連想させてよろしく無いので「ドンケ」としたそうな。そういう時代だったんだろうね。今じゃ普通に「ドン・キホーテ = ドンキ」だし。

タイトルにもあるんでDOMKEは当然としても、実はF-2じゃ無くて気になったのはF-3X(笑)
で、欲しいなと思ってたんだけど、DOMKEだったらF-2持ってるじゃん!

DOMKE F-2まずは全景から。
※ちょっとしたカスタマイズをしてるんだが、それはまた別の記事で。

f-2_front

f-2_right_front

f-2_right_back

f-2_back

f-2_left_back

f-2_left_front

6年ほど前に購入。
2013年5月現在のラインナップだとネイビー自体がもう廃番みたいね。
私が持ってるネイビーはネイビーでも今となっては更に希少なDOMKE 30周年記念限定モデル
通常モデルのネイビーは全面ネイビー単色なんだけど、この30周年記念モデルは縁がタンになってる。それと写真2枚目のロゴ部分。「CELEBRATING 30YEARS OF EXCELLENCE」って刺繍されてる。

見る人が見れば、ほとんど使ってないだろ?って即ツッコミが入るぐらいのコンディション。

はい、その通りでございます。以前使ってた時は車で運んでたので、降りて撮影場所まではさほど距離も無いから長距離を持ち歩くような使い方はして無かった & 限定モデルなので大事に使いたかった。けどいつしか他のバッグに取って代わられ、クローゼットの中で永らく過ごしてました。

なぜか?

これはストラップですね。歩く時は背中にピタッとして欲しい(ブラブラさせたくない)けど、正面に持ってくる時にはすぐに長くしたい(長くしないとカメラの出し入れが窮屈)。背負ったままストラップの長さを手間無く調節したい、これが残念ながらDOMKEでは出来なかった。結果、TAMRACのスリングTimbuk2のメッセンジャースヌープカメラインサートという構成で使う事が多かった。
※2013年5月現在銀一さんではまだ取り扱ってないけど、本家からはスリングタイプが新商品で出てる。

それじゃ、なぜまたクローゼットで眠ってたDOMKE F-2を引っ張り出してきたのか?
F-3Xで思い出したってのもあるけど、このF-2、機材が取り出し易いんです。それと以前はちょっと大きいかな?と思ってたサイズなんですけど改めて見てみると、そんなに大きくないよな?

スリングやメッセンジャーはストラップの長さ調節は申し分無いけど、TAMRACは機材を取り出すのがちょっと窮屈になった。Timbuk2のスヌープカメラインサートはジッパーの開け閉めがもの凄くやり辛い。なら、開けっ放しにしとけばいいじゃん!もちろん、撮影中やちょっとした移動の場合は開けっ放しでいい。けど、それ以外の時はやっぱり閉めたいんだよねぇ。
例えばベンチとかにバッグ置いて機材の出し入れするんだったら何の不都合も無いけど、肩に掛けたままの出し入れが両方ともほんと窮屈なんです。もっとも、カメラ本体だけだったら大丈夫なのかもしれないけど私の場合、カメラ + バッテリーグリップ + Lブラケット + CarrySpeed F-1プレートになってるので嵩張る嵩張るw

そんなこんなでバッグ全体の大きさも手頃で(悪評高いw)金属フックが一つのF-3Xが気になった。と言うか、前からあるのは知ってたけど欲しいとか買おうとは全く思ってなかったのが、欲しい!に変わった。

そもそもなぜDOMKE?
これはF-2買う時に相当調べた結果行き着いた選択なんです。
※※当時買うかどうか悩んでる間にあっちこっちで売り切れ。どんだけ長く悩んでたんだ?w ビックカメラ店頭でそこでは最後の1個見つけたけど値段が高過ぎ。諦めようと思ってしばらくしたら奇跡的に某ネットショップに入荷があり、即GET!した逸品。何でも銀一さんが決算の為、倉庫を整理していたら倉庫の隅っこでいくつか発見したのだそうw ※※

  • コットンキャンバスの何とも言えない触り心地
    これ、いいんだよねぇ。バリスティックナイロンとかでは絶対に体験出来ない手触り。F-2BBというF-2のバリスティックナイロン版が出てるけど、私はコットンキャンバスの方が好き。

  • 適度なクタッと感
    使い込めば使い込むほど色褪せ、ヘナヘナ?になってく。味が出て来る。経年変化が楽しめる。これもコットンキャンバスだからこその特徴。

  • 見た目よりも多くのものが収納可能
    最低限の保護しか考えてないバッグだからねw もともと報道カメラマンのDomkeさんが自分達用にカメラバッグを作ったのが始まり。「報道カメラマン」ってとこがミソ。機材が傷付こうが、壊れようが、会社の費用で修理、交換してもらえるから多少の事は気にしない。機材同士が直接接触しないように気を付ければいいだけという精神。

  • 機動性の高さ
    当初のターゲットは報道カメラマンなので、「サッと出せてスッとしまえる」。肩に掛けたままこれがやり易いバッグってあんまり無いような気がする。機材に依っても変わるかもしれないけどね。

  • デザイン
    DOMKEのバッグは「カメラバッグ」に見えないカメラバッグって形容される事が多いみたいだけど、私なんかは一発で分かるけどね(笑) DOMKEバッグを知らない人が見たらそうなのかもしれない。日本より治安が悪い所に行く場合は「見えない」って大事だろうけど、この日本では単にファッションを気にしてるだけでしょ?
    見た目のデザインもいいに超した事は無いけど、それだけじゃなくて機能性のデザイン。しっかり留まるフックだとか、大きなポケットだとか、そういう所。単純に持ち運ぶとかだったら他にいいのが沢山ある。だけど、カメラバッグって持ち運びつつ出し入れを頻繁にするでしょ。その流れも考えてデザインされたバッグ。

  • カスタマイズ性
    持ち主が使い易いように自分なりに工夫して使う。それを許容出来るバッグ自体の懐の深さ。
  •  
     
    無数にあるカメラバッグの中からDOMKEを選ぶ人ってそれなりに拘りがあるんだと思う。長所もあるけど、短所もあるんだよね。そこを使いこなそうと思えなければ絶対に買ってはいけないバッグだよ、DOMKEは。だけど、好きになったらなったで他のサイズだとかカラーだとかが欲しくなってしまうバッグでもある。F-2の他にもう1個DOMKE持ってるけど、今後はF-2を使って行こうと思っているのにも関わらず、F-3Xも欲しいなぁと思ってる自分がいたりする(笑) チョコブラウンのF-3X買っときゃ良かった…

    ちょっと長くなってしまったので今回はこの辺で。
     
     
    関連記事 by GADGET-SIZE:

  • DOMKEカメラバッグ【2015春限定モデル】:思うところ
  • DOMKE F-2(1):内装&装備
  • DOMKE F-2(2):カスタマイズ
  • DOMKE F-2(3):コンパートメント
  • DOMKE MapCamera Limited F2N:とんだ誤算
  • DOMKE MapCamera Limited F2N:カスタマイズ(1)カラビナ
  • DOMKE MapCamera Limited F2N:カスタマイズ(2)ストラップパッド
  • DOMKEカスタマイズ用カラビナ(1)
  • DOMKEカスタマイズ用カラビナ(2)
  • ようやく届いた:DOMKE F-3X リミテッド・グレー
  • カラビナ装着:DOMKE F-3X
  • Amazonマーケットプレイス出品業者にご注意:DOMKE F-3X リミテッド・グレー
  • 偽物疑惑?:DOMKE F-3X リミテッド・グレー
  • 用途多彩:ドンケ プロテクティブ・ラップ(DOMKE Protective Wrap)
  • ドンケF-3Xに対抗する?バッグ・・・へ?39?m?
  • ヘラルダー39mini:いいとこ悪いとこ
  • PENTAX K-5(K-7)+D-BG4用Lブラケット (1)
  • PENTAX K-5(K-7)+D-BG4用Lブラケット (2)
  • HUSKY 3Dヘッド KIRK Model (4)
     
     
    【お知らせ】 from GADGET-SIZE:
    当ブログ全記事へのリンクを設置してます。ご興味のある方はこちらのリンクまたは当サイト上部のタイトルの下にある「特集」リンクからどうぞ。
     
     

    Pocket

  • コメントを残す