投稿日   : 2014年9月21日 
 
最終更新日 : 2014年11月2日 
 

Kー3で『1・2・3バ! 2・2・3バ!』

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このフレーズは今の若い層でも知ってる人は多いハズw

もう段々と涼しくなって来て秋の気配が漂ってますが…夏の風物詩、サンバ!
女性を撮る事に目覚めるw前はテレビのニュースで毎年目にはしてたけど、「あ、そう」と思うだけで行こうとも何とも思わなかった。

けど、今年(2014年)は違った。
サンバの雰囲気とか、どんな画が撮れるのか、実際に行ってみなきゃ分からん!

初めて行ったのは日本最大と言われる「浅草サンバカーニバル」。
撮りに行く前は必ず事前に何かしら下調べはしておくんだけど、不安要素が多かった。人出は凄い、場所取りは何時間も前に行ってないと難しい、撮影禁止エリアがあるとか無いとか。直前まで行くかどうか悩んだけど、やっぱり実際に行ってみないとホントのところは分からないので行ってみた。

カーニバル開始の1.5時間後(前じゃ無くw)ぐらいに浅草到着。確かにスゲー人・人・人!
ビッシリと人垣が出来てるので、こりゃ撮るの無理か?と思ったけど、なんとか人垣の薄い場所を探して取り敢えずカメラ構えた。

が!

後ろ姿しか撮れね〜!
向かって来る方向は人の頭がいっぱいで、どう構えようが無理。正面を通り過ぎて通過したところでようやく撮れる程度。サンバの衣装着たお姉さん方は踊ってて回転したりはするけど、基本進行方向を向いてるから正面方向から撮るのは至難の業。距離も遠くなっちゃってズームしても全身以上が悠に写ってしまう。こりゃ、ダメだ。

パレードは浅草の場合、長時間行われるので他の場所を探しつつ撮りつつ、ようやくいい場所見つけられた。やっぱ、実際に行ってみて自分で探して試してみないとダメだね。臨機応変にその場で見つける感覚とかは誰でも場数踏めば何とかなるもんだと思う。ただ、場所はあったけど、撮れるかどうかはまた別のハードルがある。

なんせ、周りは人がいっぱい。展示会でお姉さん撮る時は周りもみんなカメラだし、お姉さん方も激しい動きはそうそうしないので、まだ撮り易い。ダンサーの方々を撮った事はあるけど、ステージ上で踊ってたから動きは激しかったにせよ、他人の頭をかわして撮る事は出来た。

しかし、サンバのパレードの場合:
・公道上 → 撮影者側の歩道上は数センチ?高くなる。
・お姉さん方の動きは激しい。
・激しい上に縦横無尽に動き回る。
・撮影する人ばかりでは無く、普通に見てる人達も大勢いる。
・周りはコンデジ、スマホ、ビデオカメラ持ってる人達が多い。
→ ファインダー付いてるビデオでさえ、んなもん使ってる人いない。皆さん液晶見てる。
・踊ってる方々や演奏してる方々をサポートする人達が周りを一緒に歩いて付いて来る。
・係りの人達も一緒に付いて来る。
・専属のカメラマンの方々もあっちこっち動き回っている。

あのね、障害物(物では無いけどね)がやたら多い!
昨年のモーターショーからお姉さん方を撮り始めたけど、難易度で言うとサンバが一番難しい。

なかなか綺麗に撮れないんだよねぇ。でも、何とかして綺麗に撮りたい!っていう気持ちが強くなって・・・

浅草以降、何回かサンバカーニバルに行って来ました(笑)

調べてみたら、毎週末毎にどこかしらでサンバ関連のイベントやってるんだよね。情報が得易いものもあれば、開催場所だけしか分からなくて時間が全く分からないものもあったり、行ったら途中雨で中止になったりとか。どんだけ行ってんだよ?www
まだ、それほどは行ってませんが…

まぁ、色々と失敗して試行錯誤してる状態です。

で、どういうのを撮ってるかと言うと・・・
shk_1600_4_640_7570

250mm (375) / F4 / 1/640 / ISO 1600

 
文字通り、ケツを追っかけてます(爆)
まぁ、それは冗談としても…あのねぇ、このお姉さん、日焼けした肌と焼けてない部分のコントラストが素晴らしくて思わずお尻中心に撮っちゃいましたw

浅草の場合は一度撮る場所を決めたら、まず動けません。他の場所に移ってまた撮れるかと言うと、多分無理です。なので向かって来る時にある程度どの方を撮りたいかを決めるんですが、レンズはズームがやっぱりイイっすね。遠くまで見えますからw お姉さん撮りに使う前は「デカ過ぎじゃね?」と思ってたsmc PENTAX-DA★60-250mmF4ED [IF] SDMですが、使い始めたら…いやぁ、これ以上のモノは無いわ。あくまでも画質・利便性などトータルで見た場合。以後、お姉さん撮る時はこのレンズ1本で撮ってます。

以前はブルーインパルスをメインに飛行機撮る時にしか使ってませんでしたが、活用する機会が一気に増えました。当時無理してでも買っておいて良かった!何やらフォトキナ2014でPENTAXが超望遠ズームレンズを参考出品してるようですが…まぁPENTAXの事なので、いつ出るのか、はたまた本当に出て来るのか分かりませんけどw 手が出せる価格帯だったら、飛行機撮影用に欲しいかも。

また逸れましたが…サンバのお姉さん方の撮影、浅草以外では移動しながら撮る事が出来るところもあります。結構長い区間でパレードする場合、スタート地点から少し離れたところから撮り始めて、通り過ぎたら離脱、歩道を先回りしてまた撮る。これは現地で状況見ながら判断するのがいいでしょう。パレードが終わってから用意されたステージに上がって踊るっていう場合もありますから、撮り逃してもまたチャンスがある場合もあります。浅草は一発勝負ですけどね。あそこだけはどうあがいても無理だと思います。

以下、撮らせていただいたお姉さん方。
場所はマチマチです。今回サンバに関しては初めて調べて情報を得ましたが、チーム単位なんですね。チーム全員誰もが「サンバ」と聞いて連想する衣装(「タンガ」というらしいです)を着たお姉さん方だけではありませんw 楽器隊やらドレスを着た方や歌ってる方など、色んな人がいます。むしろ、タンガを着たかたの方が割合的に少ない。それもそのはず、タンガを着て踊るにはそれなりの条件があり、それをクリアした選ばれた人でないとダメみたいです。

1チーム総勢数百人規模なんてところもあるようで…浅草の場合は山車まで登場してます。
asa_200_5_3200_6986

浅草は特別らしい。国内最大っていうのも頷けます。浅草で見たチームは大抵他のサンバイベントでも見かけます。だから浅草で撮り逃しても、他所で撮れる場合もあり。←それ以前に普通の人はそう何回も行かんだろ!www


※※ 特にiPhone等スマホで見てる方:写真が切れてる場合は水平にスライドさせると見られるようになります ※※

撮ってる時は知らなくて後から知りましたが、下のお二方はグラドルの方らしいです。
おっPサンバというユニットで、3人組のようですが、お二方しか撮ってませんでした。撮ってる時に「なんか、他とは雰囲気違うな」とちょっと思ってましたが…なるほど、そういう事でしたか。
白川さんの方はピンぼけ&前の人の頭が入っちゃってますね。

 
 
 
セニョリータ高木(高木あずさアマゾネス白川(白川未奈
焦点距離
( )内は35mm判換算
220 (330)250 (375)
F値55
シャッタースピード1/16001/640
ISO200200


屋外で太陽の光が充分あって、撮影するのに条件は良いんですけど…必然的に影が出来ちゃうんですよね。フラッシュ使用は全然頭にありませんでしたけど、場合によってはフラッシュあった方がいいかも。けど、サンバでフラッシュ焚いてピカピカやってんのもなぁって感じがしないでも無い。

 
 
 
 
焦点距離
( )内は35mm判換算
98 (147)128 (192)128 (192)
F値555
シャッタースピード1/2001/2501/800
ISO200200200

夕方以降の時間帯の場合は光量増が必須になってくるんだけどね。自然光だけでシャッタースピード維持するとなると絞り開けるかISO感度上げるしかない。以前は「高感度、高感度」ってしきりに騒いでる連中の事、「そんなに高感度って重要???」って思ってたけど、ようやく意味が分かった(実感した)。
三脚にカメラ据えて風景・夜景撮ってるのがメインの頃はISO100しか使って無かったし、ブルーインパルス撮る時もせいぜいISO400までだったから、高感度って気にして無かったなぁ。

まぁ、高感度使うにしても光りって無いよりあった方がイイので、そうするとこういうのがやっぱり便利だよなぁと思う。

カメラのホットシューにマウント出来るLEDライト。実際、あるチームのオフィシャルのカメラマンが使ってた。ただ、これ真っ昼間の光線環境では大光量が無いと意味無いらしい。そうするとお値段も当然アップ。薄暗いとこや暗いとこだけで使うなら安けりゃ1万程度で済むみたいだけど。被写体からあまり離れるとちょっと厳しいと思う。


車の展示会以降、しばらくお姉さん撮りしてなかったので、サンバ撮り始めた時にまたいつもの癖でAvモード固定で撮ってて失敗しちゃった。
ある時間以降になると光線(光量)の関係から、シャッタースピードが落ちて来る。撮ってる時はファインダー内の表示いちいち見てないし、K-3に変えてからというもの、プレビューをオフにしてる。

サンバのように動きの激しい被写体を撮る場合、ファインダーで被写体を追っかけつつ、ズーミングやらフォーカスやら測距点を変更しなきゃいけないのでチマチマしたファインダー内の表示なんて見てる余裕は無い。プレビュー表示はいくら高速SDカード使っても全く追い付かないので邪魔。SanDiskのExtreme Pro(書き込み速度最大90MB/s)使っても遅過ぎてお話にならないと感じる。

要所要所(設定変えた時とか)で再生ボタン押して1枚だけ表示、ヒストグラム、場合によっては100%拡大で部分的にピントチェックのみ。
そうすると、ブレブレ写真(被写体ブレ)が量産されるwww

 
 
 
焦点距離
( )内は35mm判換算
220 (330)118 (177)
F値55
シャッタースピード1/301/80
ISO100200

表示なんて見なくても、シャッター切ってりゃ遅くなってるのは分かるけど、そこでモード変えなきゃ!って思考には至らなかった。連続で遅くなってた訳では無く、角度によっては普通に切れてた(と感じた)からね。まだまだダメだな。浅草以降はTvかTAvにしました。これはこれでまた問題があったんだけど…写真が暗くてRAWに露出補正かけないと見れたもんじゃないって写真も多数。

動体撮影時の取り回しという観点で見た場合、PENTAXカメラの背面液晶はまだまだダメ。645Zでチルト液晶搭載になったから、いずれAPS-C機にも搭載してくるんだろうけど、その前に「タッチ液晶」を実現してもらいたい。贅沢は言わない、画像の拡大/縮小/範囲移動だけでいいからさ!w

ボタンとダイアルの操作が煩わしいし、素早く確認出来ないからね。ボタン連続で押してると指が痛くなるw


私が見た中で、衣装が一番凄いなぁと思ったのがこのチームの方々。このトゲトゲ、当たったら痛いだろうなぁ…
スタイルがいい方も多いように感じましたね。

 
 
 
 
焦点距離
( )内は35mm判換算
250 (375)75 (112)250 (375)
F値7.17.17.1
シャッタースピード1/8001/8001/800
ISO800800800

 
 
 
 
焦点距離
( )内は35mm判換算
128 (192)108 (162)88 (132)
F値7.157.1
シャッタースピード1/8001/801/800
ISO800200800

 
 
 
焦点距離
( )内は35mm判換算
200 (300)108 (162)
F値57.1
シャッタースピード1/1001/800
ISO200800


サンバなので、躍動感を表現した写真を撮りたかったけど、私の腕ではまだまだ無理。まずは被写体を綺麗に撮れるように練習してる。色々と試行錯誤の結果、シャッタースピードは1/640でひとまず動きを止められる。より安全なのは1/800。これより低速だと被写体ブレを表現として取り入れる撮り方しないと単にブレた写真になる確率が高い(※私の場合)。

 
 
 
 
焦点距離
( )内は35mm判換算
180 (270)250 (375)250 (375)
F値6.346.3
シャッタースピード1/6401/6401/640
ISO8001600800

 
 
 
 
焦点距離
( )内は35mm判換算
128 (192)170 (255)118 (177)
F値5.655.6
シャッタースピード1/8001/8001/800
ISO800200800

まぁ、もっと低速でももちろん撮れない事は無い。要はお姉さん方の動き次第なんだけど、なかなか見極めが難しい。

 
 
 
焦点距離
( )内は35mm判換算
98 (147)60 (90)
F値55
シャッタースピード1/2001/500
ISO200200

まだまだ修行が必要だ・・・

※写真は全てノートリミング。RAWをK-3付属のDigital Camera Utilityで調整・現像、リサイズ後に圧縮をかけたものを載せてます。
 
 
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