ここ最近、毎週末ごとに何かしら撮影の機会があったのでブログの記事書いてる余裕が無かった・・・その間にもどんどんネタは溜まる一方なんだけどw
さて、私含めPENTAXのKマウントデジイチ使ってる方々が発売を待ちに待ったテレコン(正式名称は「リアコンバーター」)、「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」。
発売されたのは今年2014年3月7日(金)。
ブルーインパルスを撮るのに私がいつも使ってる「smc PENTAX-DA★60-250mmF4ED [IF] SDM」。常々もっと長いレンズ欲しいなぁと思ってたんです。
PENTAX純正で「HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW」という560mmのレンズが出てますが、実売価格で約45万。無理ッス、こんなの買えません。重さも約3kg…手持ちもちょっとキツイよなぁ。私の用途からすると、それこそ飛行機撮る為だけにしか使えない。宝くじで3億でも当たれば買うけど、普通の生活してたらまず無理。
純正で次に長い「smc PENTAX-DA★300mmF4 ED[IF]SDM」。この300mmはスター(★)レンズの中でも写りがイイと評されるレンズ。実売は約13万。ちょっと無理をすれば手に入れられるレンズではあるけど、私の用途からするとこれも飛行機撮りにしか使えない。
買うとすれば、一番可能性が高かったのがSIGMAの50-500。実売は約12.5万。これも無理をしないと買えないレンズだし。
まぁ、こんな状況が続いてた中、PENTAXがテレコンを出す。しかもAW(All Weather) = 防塵防滴で、という嬉しいニュース。11月3日の入間航空祭までには絶対買う!と発売前は思ってました。
が!
蓋を開けてみれば・・・
発売1週間後には手にしてましたwww
自分でもビックリしたわ!
消費税増税目前の時期だったし、例のKマウントコスパ最強機種も生産完了まで秒読みの予感がしてたので併せてエイヤ!っと。
これ1本あるだけで、手持ちのKマウントレンズが1本を除いて焦点距離1.4倍になる。例えば、上記★60-250が84-350mmのレンズに変わるわけです(フルサイズ換算だと126-525)。AF(オートフォーカス)にも対応、さらに防塵防滴。これが、欲しいレンズ1本買うよりも半分以下の投資で済んでしまう。私にとってはレンズを1本増やすよりも効果は大きい(厳密に言えば、これもレンズだけどさw)。手持ちのKマウントレンズ5本が全て1.4倍で使えるようになるし、今後買うかもしれないレンズにも付けられるんだから、単純に5本以上の価値が有る。発売直後の価格なので、ちょっと高めかなというのはあったけど、その後の値下がりを期待して待つよりさっさと買って使った方が得だよね。(2014年11月2日現在、マップカメラでは私が買った時よりほんのちょっと高くなってる!)
最初のうちは羽田空港に行って飛行機を撮るのに使ってました。けど、これって使い方としては定番中の定番なんだよね。テレコンを買う人の多くが実践するでしょ?飛行機撮り。実は半年以上も前にテレコン使って飛行機撮った!って記事を書こうとはしてました。けど、そんな記事はネット上で探せば色々あるだろうから、あんまり気乗りはせずについつい後回し。
今夏からサンバのお姉さん方を撮り始めたのもあって・・・テレコン使ってお姉さん方撮ったらどうなんだろう?
よく言われてるのが、テレコン噛ますと画質が落ちるって事。昔からよく聞くんだよねぇ。レンズに保護フィルター付けると画質が落ちるってのと共に。使った事も無い人が声を大にしてほざいてる場合もあるし。あのさ、写真見ただけでテレコン使ってるかどうかとか、保護フィルター付けてるかどうかなんて分かるの?
よほどの特徴的な写り方してない限り絶対分からないと思うんだよね。少なくとも私は。素人の目なので私が無知なだけか、プロや同等の目を持った人達には分かるのか、真偽のほどは分からない。自分で試して初めて納得するタイプです、私。
でね、サンバのお姉さん方をテレコン付けた状態で撮るとどうなんだろう?って思ったのは、距離感(どれだけ寄れるの?)と操作性(AFの合焦スピード)なんです。サンバに限らず、お姉さん方を撮る時って結構近寄って撮れる場合があるんですよ。なので、★60-250でほとんどの場合は充分。逆に、これにテレコン付けてお姉さん方撮るのなんてバカじゃね?とさえ思われかねない状況w
なんだけど、無性に試してみたくなって…
試すだけの為に何回かサンバイベントに行って撮ってきました。何回かに分けて記事にしていこうと思ってます。(とは言え、他にも記事ネタは溜まってるので飛び飛びになると思いますが)
まずは、初めてテレコン付きで撮ったサンバパレード。
※写真は全て以下の条件になってます。
■ PENTAX K-3 + DA★60-250 + REAR CONVERTER 1.4X AW
■ ISO400 / F5.6 / 1/800
■ RAWをDCU5 (Digital Camera Utility)で露出補正、現像
■ ノートリミング、元画像の約1/50にリサイズ後、圧縮
196mm | 84mm |
123.2mm | 95.2mm |
84mm | 84mm |
この日の天気は快晴。光量も充分にあり。自分のMacのモニターで見た時に若干暗いかなと感じたのでほんのちょっと露出補正。
画質的には全く問題無い。問題があるのは私の腕www ピントを合わせるのがちょっと難しかったかな。
【番外編】
84mm | 84mm |
白キャップのジジィに邪魔されたんだけど、それがなんかおもろい画になったw | 進行方向に立ちはだかる女性...ウソw チームの方です。ダンサーの方々に合図出してたのがカッコ良かった。残念ながら合図出してるところはブロックされまくりでまともに撮れなかった。 |
123.2mm | 350mm |
羽が綺麗だ。 | 試しに撮った1枚。なんか、妙に気に入っちゃったんだよねぇ。 |
結論 : テレコン付ける必要は全く無かった…
この日はダンサーの方々までの距離が近過ぎでした。テレコン付けて撮ってると撮りにくい状況。なので、最初の2チームのみテレコン付き。あとは外して撮りました。サンバは初めて行くところばかりなので会場がどんな状況なのか分からなかったけど、一度行ってみれば大体把握できる。今後に活かそう。
関連記事 by GADGET-SIZE:
- Kー3で『1・2・3バ! 2・2・3バ!』
- PENTAXリアコンでBlueImpulse(ブルーインパルス):その1:予行
- PENTAXリアコンでブルーインパルス:その2:入間航空祭2014 (1)
- PENTAXリアコンでブルーインパルス:その3:入間航空祭2014 (2)
- PENTAX K-3実写(6):東京モーターショー2013 一般公開初日(その3)【K.K. with SUBARU BRZ GT300】
- PENTAX K-3 DE 東京オートサロン2014(1):「南西」と書いて・・・
- PENTAX K-3で東京オートサロン2014(2):お姉さんの撮り方
- 縦位置でのフラッシュを考える(1)
- フラッシュ撮影時の必需品?:ただし、展示会でのお姉さん撮影に限る!
- 縦位置でのフラッシュ:実践(1):NEWSTYLE CUSTOM AUTOSHOW その1
- 縦位置でのフラッシュ:実践(2):NEWSTYLE CUSTOM AUTOSHOW その2
- PENTAX K-3実写(3):Digital Camera Utilityを使ってRAWを現像
【お知らせ】 from GADGET-SIZE:
当ブログ全記事へのリンクを設置してます。ご興味のある方はこちらのリンクまたは当サイト上部のタイトルの下にある「特集」リンクからどうぞ。