私の場合で言うと、CARRY SPEEDのストラップとSpiderホルスターでPENTAX K-5の肩掛けやちょっとした時に引っ掛けておくのにはもう他の物は現状はいらないと思う。
BlackRapidを使用してるユーザーも他社製のアタッチメント等、選択出来る物が増えてきた。本家でもレコメンド商品として紹介してるものもある。
フイルムカメラの時代はこれほどストラップだとかクイックシュープレートだとか、新しいと呼べるような物ってあんまり無かったような気がする。デジカメの時代になって色々と新しい発想のものが登場してるよね。これもネットの恩恵なんだろうね。
さてさて、そんな中で今回はカメラを固定する道具。クラウドファンディングのKICKSTARTERで2011年に資金調達に成功した商品。Capture Camera Clip System 略してCCCS。昔は好きだったけど今は大っ嫌いなアドビのCreative CloudとCreative Suiteの略じゃ無いからね!(笑)
このCCCSはPeak Designから発売されてる。日本の代理店はPeak Design Japan。ここは良心的な代理店。今日(2013/8/7)時点だと本家から買うより安い値段で買える。
私は今年始め(2013年1月)に購入。これを皮切りにCARRY SPEEDやSPIDER等を次々と購入していく羽目になるんだが・・・(笑)
Capture Camera Clip System with DUALシューと別売りのMICROシュー
この商品、アルミダイキャスト製のベースがあってそこに3種類のプレートを装着出来る。詳しくはこちら。
PENTAX K-5とPENTAX Qで使う&この当時はマンフロットのRC2対応のクイックシュー使ってたのでDUALとMICROシューをチョイス。DUALはアルカ規格とRC2互換の両方の機能を持ったプレートでMICROは小型カメラ用でアルカ規格対応。この頃からクイックシューはいずれはアルカ規格に入れ替えって事を考えてた。
基本的にベース部分+プレート1枚の商品でベース部分は共通、プレートは1枚しか付いてないから他の種類のプレートが必要だったり、複数枚必要な場合は別途購入しなければならない。バラで買うと送料が勿体ないので同時に注文した方がお得。値段はどの組み合わせでも変わらないから迷う事は無い。量販店などでも売ってるところがあるけど代理店から直接買うより高い場合が多い。しかも、この商品も既に中国メーカーにパクられてて、量販店店頭で一緒に売られてたりする。パクリものの方(ネジがショッキングピンク)が高いんだけどね(笑)
中身。六角レンチとキャリングケース。六角レンチはプレートをカメラに固定する時に増し締めするのに使用。無くても締められるけど、よりキツく締める時に使える。
CARRY SPEEDを買った時点でCCCSは正直失敗したかと思った。普段使いには他の機材との兼ね合いもあり、CARRY SPEEDで充分だったから。
けど、元々このCCCSはアウトドア向けに開発されたものなんですよ。登山をやる身としては、この時に活かせるじゃん!
カメラを固定させるってところがミソ。
CARRY SPEEDやSPIDERは「固定」にはならない。CARRY SPEEDはストラップだからどうしてもブラブラする。SPIDERは本体はベルトに固定するけど、ボールピンを介して付けたカメラはどうしても歩いたりするとブラブラしてしまうのよね。街中で使用するとか平坦な場所であまり激しい動きをしないで回れる所ではCARRY SPEEDもSPIDERも問題は無いんだけど、登山の時に使うか?って言うと、絶対に使わねー!ってのが本音。特にCARRY SPEEDのストラップはCS-SPORTを使ったとしても汗だくになる夏山登山で使おうもんなら確実に汗臭くなるよ! ※ファブリーズ使えばいいって話か(笑)
登山以外でもPENTAX K-5とPENTAX Qを一緒に持って撮影に行く時に重宝する。夜景撮影が多いので三脚必須。クイックシューはアルカ規格のKIRK製なのでPENTAX Qにもプレート必須。CARRY SPEEDやSPIDERのボールヘッドピンだとQに付ける場合はF-1プレートはデカ過ぎだからピン単体で付けるしかない。そうするといちいち外したり付けたりで面倒なので、ここでCCCSが役に立つ。
CCCSのベース部分はストラップ状のものに通して(挟んで)使う。バッグのストラップだったり、登山ザックのショルダーハーネスだったり、向きは変わるけどベルトでも大丈夫。余程の厚みが無い限りは通せる(挟める)。多分通せないもの探す方が難しいと思う。
私はDOMKE F-3Xのストラップに取り付けてる。
下の写真のように開閉出来るので取り付けは簡単。両脇にあるネジで締め付ける。
バッグのストラップに通したとことか、写真撮りたかったけど病み上がり・・・まだ上がってないけど(笑) で苦しいのでまた別記事でアップ予定。
【2013/8/11追記】耐加重は気にしなくていいレベルの頑丈さ。150lb(ポンド)=約68kgで実験したけど大丈夫だったって。SIGMAのあのバズーカ砲みたいなレンズ装着してても余裕(笑) そんな使い方するなんてまずあり得ないでしょ?CCCSよりはむしろベルトやストラップの強度を心配した方がいいらしい。【追記おわり】
このCapture Camera Clip System…本家ではv2が間もなく登場する。今日(2013/8/7)現在、KICKSTARTERでまた出資者募集中!残り17日。Standard版が$50、Pro版が$65、それぞれ海外への送料は+$15。Pro版になるとベース部分を直接三脚のネジに取り付ける事が出来る。こういう使い方だと一脚で使う用途の方が多いかも。他にももっと出すと別途取り付け用のパーツを買う事も出来る。私は密かにPro版買ってしまおうかなと悩み中。今持ってるv1で全然事足りるんだけど、使用する祭に若干注意が必要。角張ってる部分が多いので下手すると指とか切る可能性が無いとは言えない。v2の方ではそこら辺が改善されてて全体的に丸みを帯びた形に変更されてる。このページの動画見ると概要が掴み易い。ギリギリまで悩むとするか・・・(笑)
そうそう、それとPENTAX Qも今後登山をする人向けのQを出すみたいだから凄く楽しみ。詳しくはデジカメWatchのこちらの記事参照。
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