CARRY SPEEDのストラップは現在(2013年3月)日本では代理店のハクバさんよりリリースされている。
CARRY SPEED(本家サイト)
キャリースピード(ハクバ サイト)
日本ではCSシリーズとFSシリーズの2シリーズ展開。本家ではHPには載ってないが、これに加えてDSシリーズというのがある。DSシリーズはプレート無しで直接ボールヘッド・ピンをカメラの三脚穴に取り付ける構成になってる。このピンはCS、FSのプレートに付いているものとはまた別のもので、皿?の部分の幅が広くなっている。プレートの大きさが邪魔になるような小型のミラーレス一眼やコンデジ用ってとこですね。コンデジには合わないか…ストラップの方が嵩張ってしまって本末転倒(笑)
D1ピン
ゴム製のワッシャーが付いてます。
さて、では…CSシリーズとFSシリーズの違い。
【プレート】
これは分かり易いです。
CSシリーズ : C-4プレート
三脚に取り付ける際は三脚ネジ用の穴に直付けするか、様々なクイックシューを取り付ける事が出来ます。
ピンの向きは変えられませんので、このプレートを付けたままテーブル等の上に置く場合は少し歪な置き方になります。
FSシリーズ : F-1プレート
プレートがアルカスタイルのシューになってるので、アルカスタイルのクランプにそのまま取り付ける事が出来ます。
ピンの向きをプレートに対して水平に出来ますのでテーブル等の上に置く場合もC-4より置き易いです。
で、このプレートに付いてるピン(正式名称はボールヘッド・ロック・ナット?)なんですが、それぞれ違います。
C-4
F-1
このピンを増し締めしたり取り外す際にコインやマイナスドライバーが使えるのはF-1プレートの方です。C-4プレートの方は付属の六角レンチを使います。ユーザー側から見ると、この差別化はナゾ。メーカー側とすればボールヘッド部分に切り込みを入れるのでその分製造コストが上がるって事なんでしょうけど。
こちらはカメラの三脚穴にプレートを留めるネジです。左がF-1プレート、右がC-4プレートに付いてるものです。F-1用は締めたり緩めたりする際にコイン/マイナスドライバー等&六角レンチが使えます。C-4用は六角レンチが使えません。これもピン同様、六角の穴を空けるのにコストがかかるからって理由なんでしょうね、きっと。
以上の事から、FSシリーズはCSシリーズの上位版という位置付けなんでしょう。
が、しかし、F-1プレートには可動部があります。ここの耐久性ってどうなんだろう?という疑問はありますが、今のところ海外のサイトでも壊れた等の報告は見た事無いです。
どちらを選ぶか?アルカスタイルのクランプを使う方だったら迷わずFSシリーズでしょう?…とは一概には言えないですね。C-4プレートの三脚ネジ穴を利用してアルカスタイルのシューを取り付ける事が出来るので。ただ、バッグ等に入れて持ち運ぶ場合だとF-1プレートの折り畳める構造は収納し易いです。
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