さて、前回の記事でPeak DesignがKICKSTARTERで今回出資募集をしている「Slide」「Clutch」のうち、Clutchの方をメインに書きました。
今回は出資の応募の仕方（＝製品の購入方法）について書きます。英語が苦手という方でも、大して難しい事はありません。落ち着いて順番通りにやれば簡単に出来ます。前回も書きましたが、Peak Designの日本の代理店が今年（2014年3月）から銀一に変わった事で以前の代理店のような良心的な価格では買えなくなりました。銀一と比べれば天と地ほどの差がある代理店が良心的な価格設定が出来ていたのに、大手の銀一が出来ないわけが無いでしょ？如何に銀一がボッてるかってのは火を見るより明らかです。銀一さんよぉ、企業努力せずに価格に転嫁すんなや！！！
（※内情知らないから勝手に書いてますけどね）
偶然なのか何なのかは知りませんが、前回の記事をアップした翌日に思い出したかのように、Peak Design JapanのFacebookページに投稿がありました。
このページ、2014年3月以前の投稿が以前の代理店で3月以降が銀一です。まぁ、これだけ見ても分かりますけど、銀一・・・ヤル気ねーだろ！w
とは言え、当ブログより圧倒的にアクセス数は多いでしょうから、前回の記事やこの記事に載せてる情報もどれぐらいの人に役に立つのか不明ですけど。
ま、何が言いたいかというと、今ならせっかくKICKSTARTERでPeak Designの製品がお得に買えるんだから、KICKSTARTER経由で買った方が絶対いいですよ！って事です。昨年と比べれば円安で円高時代ほどのお得感は無いかもしれませんが、それでも銀一が卸してる日本のお店で買うより確実に安く買えます（※一部の低価格製品の単品購入除く）。
以下手順になりますが、途中で「Slide」「Clutch」以外の新製品情報についても書いてます。KICKSTARTERのページでは英文でズラズラ書いてあるので、全部読んでないとか、もし見逃してる方がいたら…特にCapture Pro Camera Clip／Capture Camera Clipのユーザーさんとか、購入を検討されてる方は見逃さない方がいいですよw
【１】まずは、このページにアクセス。
https://www.kickstarter.com/projects/peak-design/slide-and-clutch-versatile-camera-sling-and-hand-s
右側に「Back This Project」という緑色のボタンがあるので、そこをクリック。
【２】KICKSTARTERのアカウントを作るように促されます。
※既にアカウントを作成済みの方は多分この記事を読むまでもなく理解されてると思いますので省略します。
記入はもちろん英語（半角アルファベット、数字）で。
① Name ： 名前
② Email ： メールアドレス（KICKSTARTERでは１アカウントに対してメールアドレスは１つです。出資レベルが複数あって、複数の出資レベルに応募したい場合や、限定数が設定されていてそれを複数欲しい場合などは別のメールアドレスで別アカウントを取得する必要があります。）
③ Re-enter email ： メールアドレスを再度入力（間違い防止用）
④ Password ： パスワード（KICKSTARTERのアカウント用のパスワードを設定）
⑤ Re-enter password ： パスワードを再度入力（間違い防止用）
①〜⑤を全て入力したら、
⑥ 「Sign me up!」と書かれた緑色のボタンをクリックします。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
この間（【２】〜【３】の間）はちょっと不明。
今のシステムがどうなってるかは試してませんが、おそらく下の出資レベル選択画面になると思います。
ならない場合に考えられるのは、
・登録確認のURLが送られてきて、それをクリックすると本登録完了。
・ログイン画面が表示されて、登録したメアドとパスワードでログイン。
こんな感じではないでしょうか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【３】出資レベルを選択する画面になります。
今回はEarly Bird Specialとか無いので、自分が欲しいものが入ってるレベルを選択するか、あるいはとりあえず$1を選択しちゃっても問題無いです。
ちなみに、各出資レベルの商品はこんな感じ。
ここまでは簡単でしょ？
さて、Peak DesignのKICKSTARTERプロジェクトの場合、
・上記の製品、複数欲しいんだけど
・既に発売されてる製品も合わせて購入したい
という要望がある事をPeak Design自身が承知してます。ところが、KICKSTARTERのシステムがそこまで対応してないんですよ。
そこで、どういう方法を取ったかと言うと・・・
今いる同じページの金額が表示されてるところ、上の写真で言うと②のところです。ここに自分が欲しい製品の合計＋海外への送料$10の合計金額を記入すればいい。
ん？待てよ。合計金額を記入したとして、自分がどの製品を（何個）選択して、どういう組み合わせで欲しいのか、こんな方法でPeak Design側が分かるの？？？
いえ、分かりません。エスパーじゃ無いんだからwww
ですが、ご安心下さい（メーカーの回し者ではございませんw）。KICKSTARTERプロジェクト終了（日本時間 2014年8月16日午前8時）後、多分１週間以内ぐらいにKICKSTARTERに登録したメールアドレス宛に案内が届きます。Backerkitというシステムを使って専用のページが用意され、そこへのリンクが記載されてます。何が欲しいのか、そこに登録すればいいんです。なので、自分で何が欲しい（何を注文した）のかを覚えておくように！メモでも取っておいて下さいw
②の合計金額がとりあえず全てなので、応募する出資レベルは$1以上であれば別に何でもいいんです。なので、$1のレベルを選択したけど実は$30レベルのClutchが欲しいんだよ、という場合でも合計金額をClutchの$30＋海外への送料$10＝$40と記入しておけばいいんです。今回はEarly Bird Special（限定モノ or 限定価格）が無いので、$1レベルを選んで合計金額だけ合わせておけばイイんです。
合わせて購入出来る製品はプロジェクトのトップページ下の方のAdd-On Menuのところに載ってます。ちなみに、これ。
赤い角丸四角で印を付けてるとこに注目！(笑) 理由はもう少し下に書きます。
実は今回、既に発売されてるCapture Pro Camera Clip（以降CCCと記載）にマイナー（メジャーかも？）チェンジがされてます。と言っても、CCC本体では無く、プレートの部分です。
今出回ってるプレートは右側の３種（DUAL、ARCA、MICRO）。全てアルカスイス規格のクランプに対応。
・ARCAのみ4方向全てで装着出来ます。DUAL、MICROは2方向のみ。
・DUALのみ、マンフロットRC-2互換クランプにも取り付け可能。
・MICROはミラーレス一眼や小型カメラに最適。
この３種類のうち、DUAL、ARCAは今年いっぱい？限りでディスコン。MICROは継続して販売はするけど、別売りになるとの事。
その代わりが、新しいPro Plate（上の写真の一番左側）。DUALとARCAの機能を一つにまとめたもの。標準状態は４方向装着が可能なARCA型。下の写真のアタッチメントが同梱されてて、それをネジで取り付ける事によって２方向装着が可能なマンフロットRC-2互換に変換出来るようになってます。
少し上の方のAdd-Onの図で赤い印を付けたんですが、今回のKICKSTARTERプロジェクトでCapture Pro Camera Clip(KS価格：$70)を一緒に購入すると、Pro Plate版になります。既にCCCを持ってる方はPro Plate単体(KS価格：$25)も購入出来ます。
Pro Plateは現行プレートの改良版なんですが、一点だけ注意点があります。
それは、プレートに付いてるネジ。現行のものは全てＤリング付きのネジです。
Pro PlateからはこのＤリングが無くなります。
理由は、Ｄリングでネジを締めると締め方が不十分でカメラから外れて落下する可能性が大きくなるから。実際そういうトラブル報告がユーザーからあるそうです。Ｄリングが付いてるとついつい横着して同梱のヘックスレンチを使わずに締めてしまう人が多い。そういう方全員が締め方が不十分になるわけでは無いけど、不十分になりそうな要因を取り払う為に、Ｄリング無しにしたそうです。Ｄリングが無ければみんなヘックスレンチを使うしか無いわけだから、締め方が不十分になる事を防げる。こういう理由から、Ｄリングを排除したとの事です。
Ｄリング付きのネジがどーしても欲しい方は別売り(KS価格：$10)で購入出来ます。既にプレートを持ってる方だったら、そこからＤリング付きのネジを抜いてPro Plateに付ける事も出来ます。
このＤリング、あった方が確かに便利なんですが…私の場合、仮締めをＤリング、本締めをヘックスレンチでやってますから、無くなっても特に不都合は感じない。Black Rapid（以降、BRと記載）のストラップを併用したりする方だと不便だと思うかもね。私はとっくの昔にBRやめたから問題無し。
BRが出て来たからついでに書くけど、CarrySpeed（以降、CSと記載）から新型が出て来たみたい。FS-SLIM PRIME（amazon／ヨドバシ）とFS-PRO PRIME（amazon／ヨドバシ）。
・プレートが新型のF-2プレートでF-1プレートよりも丸みを帯びててスリム化された。
・ボールジョイントヘッドがワンタッチで着脱出来るものに変わった。
うん、これはユーザーの事を考えた進化だね、やっぱり。BRは一向に進化しないのに、CSの方はBRに潰されようが確実に進化してるよ。どうやらCSはアメリカ国内だけでの販売差し止めらしい…けど、本家本元のサイトは消滅してるので真偽は今のとこ不明。でも、F-2プレートとボールジョイントヘッドだけ欲しいなw バラ売りしてくんないかなぁ？
また話が逸れましたが・・・
今回のこのプレートの改良は以下の理由から。
▶ 今までのプレートにAnchorやストラップを付けると、場合によってはCCC本体への着脱時に邪魔になる。
私もこの使い方した事あるから、うんやっぱりそうだよね。CCC本体の両脇にある丸いネジに当たってしまうのよ。カメラ底面とネジの間の隙間はごく僅かなので引っ掛かり易い。
これを、Pro Plateの方ではAnchorの取り付け位置をプレート底面の４隅に移動した。こうすると引っ掛かりが無くなるハズ。現物はまだ先なので写真で判断するしか無いけど。
ただ、この改良によって困る人も出て来そう。
今までのプレートは位置の問題はあったにせよ、Anchorに限らず様々なストラップを付けられるように穴が大きかった。けど、Pro Plateの場合、穴が（写真を見た限りだと）Anchor専用になってるっぽい。
この紐部分が通せるぐらいの穴（に見える）だから、他のストラップだとちょっとキツイかもしれないね。
▶ Peak Designの商品をある程度知ってる人…既にユーザーだったり、よく調べてる人とかだったら各プレートの違いは分かってる。けど、新しくユーザーになる人だとか、アルカスイス規格とかマンフロットRC-2互換とか、知らない人は知らない。ベース部分は同じなのにプレートが違うと混乱を招き易い。それに、Peak Design側でもCapture Pro Camera Clipという商品名を使ってるのに、ただプレートが違うだけで３種類のモデルがあり、管理が大変。今後商品点数が増えて行くに従ってその管理コストが上がってしまい、それを価格に乗せるという事はしたくない。管理だけじゃ無く、製造コストにも響いてくるんだよね。
こういった理由から、KICKSTARTER以降のCapture Pro Camera ClipはプレートがPro Plateの１種類だけになる。これだけで、アルカスイス、RC-2両方に対応出来る。ミラーレスや小型カメラにはMICROプレートを別途単品で購入してね、という事。
現行のDUAL、ARCAプレートが欲しい方はKICKSTARTER経由では買えないので、直接本家サイトで注文するか、日本国内の流通在庫探して入手しておいた方がいいですよ。そのうち無くなりますから。
さて、まだ【３】の続きですがw…
②の合計金額に間違いが無ければ、③の「Continue to next step」と書かれた緑色のボタンをクリック。
【４】【３】で申し込んだ内容の確認画面になります。
①の内容を確認。
PLEDGE AMOUNT ： 合計金額 ← 間違ってないか確認。
SELECTED REWARD ： 選択した出資レベル ← 後で変更する時の事も考えて$1が一番融通利きます。
SHIPPING ： 発送先 ← 日本だから海外発送になります。
間違いが無ければ、②の「Continue to Amazon」と書かれた緑色のボタンをクリック。
【５】支払い手続きはAmazonのシステムを使ってるので、Amazonのアカウントへのログイン画面が表示されます。
これ、私の場合、USと日本で別々のAmazonアカウントを持ってます。昨年？だっけ？Amazonアカウントの統合とか何とかが出来るようになったんですけど、私は統合してません。なので、統合されてる方はそのアカウントで出来るのかもしれません。ちょっとそこら辺は私には分からないので何とも言えませんが…統合されてるにせよされてないにせよ、USのAmazonのアカウントは必須だと思います。ここら辺、USのAmazonで使える自分のアカウント持って無い方にはハードルがちょっと高いのかもしれません。
【６】ログインすると、支払い情報の確認画面が表示されます。
① カード情報
② 請求先住所
③ KICKSTARTERのPeak Designのプロジェクトに出資する事が明記されてます。
④ この手続きで＄XXを超えて請求される事はありませんと書かれてます。＄の部分は自分が記入した金額。
①〜④の内容に問題が無ければ、⑤の「Confirm」ボタンをクリックします。
この段階では決済されません。決済＝実際に請求されるのはプロジェクト終了日です。ですので、ここで仮に間違ってたとか、気が変わって他の製品も欲しいとかいった場合も、プロジェクト終了日前であれば何回でも変更出来ます。
【７】申し込み完了の画面が表示されます。
これでめでたく申し込みは完了。あとはプロジェクト終了日（日本時間 2014年8月16日午前8時）を待つだけです。プロジェクトのトップページには、このプロジェクトの出資者である事が表示されます（※ログイン状態の場合）
出資額の変更 ＝ 購入商品の変更は右側の「Manage Your Pledge」と書かれた青いボタンをクリックすれば、上に書いた手順と同じ流れで変更が出来ます。
【2014/8/15 追記】
出資する（欲しい）モノが決まって金額さえきちんと合わせておけば、あとは終了を待つだけ。
（※今の時点で残り18時間切ってるけどw）
このKICKSTARTERプロジェクトの終了（2014/8/16 8:00am 日本時間）後多分１週間以内ぐらいに、申し込んだ人達にはメールが届けられます。そこにはBackerkitへのリンクが記載されてます。そのリンクをクリックすると、BackerkitのPeakDesign専用サイトに案内されます。
そこで、自分の欲しいモノを選択して登録＆住所、名前を登録すれば、あとは発送されるのを待つだけ（おそらく10月中に届く予定）
ここで良いのは・・・
もし、KICKSTARTERのサイトで出資(申し込み)したものとは別に、やっぱり追加であれ欲しかったなぁ〜って人が中には居るでしょ？
そういう方々の為に、Backerkitでも商品追加出来るようになってるんです。商品を追加して、その分の金額をKICKSTARTERで支払ったのとは別に支払えばいいだけ。KSと同じくAmazon paymentsだったか、それとも別にカード決済だったかは忘れちゃったけど(- -;
なので、KICKSTARTERで申し込んだのが最終じゃ無く、最後のチャンスがまだ残されてるから、それまでじ〜っくり、悩め！www
【追記おわり】
関連記事 by GADGET-SIZE：
【お知らせ】 from GADGET-SIZE：
当ブログ全記事へのリンクを設置してます。ご興味のある方はこちらのリンクまたは当サイト上部のタイトルの下にある「特集」リンクからどうぞ。