投稿日   : 2014年7月27日 
 
最終更新日 : 2015年2月1日 
 

もはや必需品:Capture Pro Camera Clip (by Peak Design)

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KICKSTARTERプロジェクト期間中(〜2014/8/16 8:00am:日本時間)なのでPeak Designネタが続きますが・・・

以下、Peak Designの製品をメインに取り上げた過去記事。
書いてから期間が過ぎている為、現状には即さない部分もあります。出来るだけ記事中に日付けを記載するようにしてますので、その日付を参考にして下さい。

  • アドビじゃ無いよ(笑):CCCS(Capture Camera Clip System by Peak Design)
  • Capture Camera Clip v2 (KICKSTARTER EDITION) by Peak Design:購入(出資)の経緯
  • 最強ストラップシステム(笑):CarrySpeed+BlackRapid+Spider+PeakDesign
  • カメラを固定:Capture Camera Clip (by Peak Design)
  • ようやく届いた! Capture PRO Camera Clip
  • PeakDesign再び!:Slide and Clutch(on KICKSTARTER):その1
  • PeakDesign再び!:Slide and Clutch(on KICKSTARTER):その2
  •  
     
    この記事を読まれるような方は既にご存知かもしれませんが、Peak Designに関してはこちらのビデオが公開されてます。

    KICKSTARTERで出資者募集して、その資金を元に起業したメーカー。
    kickstarter_ccc_v1

    以降、年一回のペースで新製品への出資募集をKICKSTARTERで行い、いずれも目標額を大きく上回る達成率で商品化。生み出される製品は、カメラを持って写真を撮りに行く人々に支持されている。小さい会社ながら、と言うか、小さい会社だからこそ?ユーザーの声にしっかりと向き合い、製品に改良を加えたり、新しいアイディアを形にして出してくれている。

    私は決してメーカーの回し者ではありません(笑)
    逆にPeak Design側には要注意人物としてマークされてるハズですwww
    なんてったって、「オイ、こら、ええ加減にせぇよ!いつまで待たせんねん!とっとと商品送れや、このボケェ!」ってメールしたぐらいですから(笑)
    別に盛ってなんかいません。ほんとにこんな調子でメール出しました。

    昨年書いた記事(ようやく届いた! Capture PRO Camera Clip)でもちょっと触れてますが、その後の顛末をまだ記事に出来ていなかったので…Early Bird Special、結局届いたのは2013年12月25日のクリスマスの日でした。2013年8月に既に受け取っていた方々がいたにも関わらず、文句言わなければ更に遅くなってた。ってか、最悪送られてさえ来ない状況になりかねなかった。(※あくまでも、Early Bird Specialのみです。その他のものはきちんと受け取ってました。)

    代表のPeter Deringさんからは丁重なお詫びの返事が来ましたし、Early Bird Specialの商品は発送人の名義がPeterさんになってました。受け取って万々歳!という事にはならず、ガッカリする事があったので、更に続きがあるんですが、最終的な決着はまだついてません。私が忙しくて半年以上放置してる為。

    私の性格からすると、こんなメーカーの製品は二度と買わない!って事に普通はなるんですが…Peak Designの製品はそんな事抜きにして「欲しい」んですよ。モノがイイってのはもちろんなんですが、欲しいなぁと思ってたものを形にして出してくれてるから。

    そんなPeak Designですが、主力製品はCapture Camera ClipCapture Pro Camera Clip。Capture v2とも表されます。

    私はv1の後期型(プレートがARCA、DUAL、MICROに変更になったモノ)から持ってます。
    ccc_v1_v2_v2ks_lineup_4067
    奥:v1 / 手前左:v2 Pro NAKED / 手前右:v2 Pro

    各写真> 左:v1 / 中:v2 Pro(ネジを長いものに変えてます) / 右:v2 Pro NAKED
    ccc_v1_v2_v2ks_front_right_4066  ccc_v1_v2_v2ks_front_left_4063
    ccc_v1_v2_v2ks_back_left_4064  ccc_v1_v2_v2ks_back_right_4065
    これがベースで、ここにプレートを嵌め込む造りになってます。

    プレートは現在5種類(※KICKSTARTERプロジェクト終了後以降登場するPRO含めて)。
    PRO / DUAL / ARCA / MICRO / STANDARD
    pd_capture_plate_differences  ccc_standard_plate
    それぞれの特長は上の写真クリックして拡大してご覧下さい。

    種類
    購入に関して
    備考
    PRO今回のKICKSTARTERプロジェクトでCapture Proを注文すると付いてくる
    ▶ KICKSTARTERで単品購入も出来る
    ▶ 今回のKICKSTARTER以降、Capture Proにはこれが付いてくる。
    DUAL本家で注文、または流通在庫でCapture ProのDUALプレート版を買うと付いてくる。
    ▶ 本家、または流通在庫で単品購入出来る。
    ▶ 今年いっぱいぐらいでディスコンになる。
    ▶ 現在は本家で注文するか、流通在庫で購入出来る。
    ARCA本家で注文、または流通在庫でCapture ProのARCAプレート版を買うと付いてくる。
    ▶ 本家、または流通在庫で単品購入出来る。
    ▶ 今年いっぱいぐらいでディスコンになる。
    ▶ 現在は本家で注文するか、流通在庫で購入出来る。
    MICRO本家で注文、または流通在庫でCapture ProのMICROプレート版を買うと付いてくる。
    ▶ 本家、または流通在庫で単品購入出来る。
    ▶ 今回のKICKSTARTERとそれ以降は単品購入のみ可能。
    STANDARD▶ 本家で注文、または流通在庫でCaptureを買うと付いてくる。
    ▶ 本家、または流通在庫で単品購入出来る。
    ▶ 今回のKICKSTARTERの商品SLIDE、CLUTCH共に1個付いてくる

    現行のCapture v2には「Capture Camera Clip」と「Capture Pro Camera Clip」の2種類ありますが、上記プレートは全てどちらでも使えます。更に言うと、Capture v1でも全て使えます。

    大きさはどんなもんか?以下の写真をご覧下さい。
    PENTAX QQ10でもQ7でも同じ)にMICROプレートを装着してます。
    ccc_v2_q_with_micro_4112

    これをCapture Camera Clipのベース部分に付けると・・・
    ccc_naked_with_q_front_4106  ccc_naked_with_q_back_4111
    ccc_naked_with_q_top_laid_4109  ccc_naked_with_q_bottom_4107
    ccc_naked_with_q_top_left_laid_4108  ccc_naked_with_q_top_right_laid_4110

    こんな感じで非常にコンパクト。これで小型カメラからフルサイズのカメラまでイケちゃいます。

    Capture Proと普通のCaptureの違いはベース部分の背面と付属してくるプレートの違いのみ。他は同じです。

    Capture Pro。アルミの削り出し。軽量化の為に肉抜きされてて、真ん中に三脚ネジ用の穴が空いてます。(※写真は立たせて撮る為に裏側からネジを挿してます)
    ccc_v2_parts_back_plate_4079

    Capture。(※持ってないのでPDのflickrから画像拝借)
    こちらはグラスファイバー混入のナイロン製との事です。三脚ネジ用の穴も空いてませんし、元々軽量&強度保持の為、肉抜きもされてません。
    ccc_standard_back_plate

    付属してくるプレート。
    左:Capture Pro / 右:Capture
    ccc_v2_plates_comparison_pro_standard

    ProとStandard、どっちを選べばいいのか?

    これはもう、はっきり言って予算の都合だけじゃないですかね?
    ちなみにKICKSTARTERでの価格は$20の差。
    ccc_pro_standard_prices

    私の場合はProの一択です。
    だって、便利なんだもん!三脚ネジ用の穴が有るか無いかで随分と利便性が変わります。室内でブツ撮り用の三脚と外に持ってって使う三脚が別なんですが、室内用の三脚はクランプ付けてないんです(お金キツイからわざわざコレ用に買えない)。そんな時でもPro付ければこの通り、クランプ代わりになるんですよ。
    ccc_naked_with_tripod_4090  ccc_naked_with_tripod_4091
    ccc_naked_with_tripod_4089

    それに、新型のProプレート。
    pd_pro_plate
    これ1個で現行のDUALとARCAプレート二つ分の機能を持ってます。ARCA型として使う場合はCaptureに4方向どれでも付けられますし、三脚・雲台のアルカスイス互換クランプにももちろん付けられます。マンフロットRC-2互換にする為には同梱のアタッチメントをネジで付ければアルカスイス互換で2方向でCaptureに付けられます。三脚側のクランプはRC-2互換でもアルカスイス互換でも付けられます。私は完全にマンフロットやめたのでアルカしか使わないですけど、マンフロットユーザーの方は重宝すると思いますよ。

    どうせ、買うにしても1個か多くても2個でしょ?普通の人は。そんなに簡単に壊れるもんじゃないし、KICKSTARTER経由または本家から直接買えば永久保証が付いて、正常な使用で壊れた場合は無償で交換してくれますから。$20の差がどうしても賄えないって方は仕方が無いですけど、もし買うのなら、Pro版にしといた方がイイと思いますよ。私は既にProとNAKEDエディションの2個持ってますからProプレートだけ買えばいいんですけど、NAKEDエディションを普段使いするにはなんか勿体なくて…もう1個買ってしまいそうw

    このCapture Camera Clip(Pro/Standard共に)、実は隠し機能があります(笑) ビックリした。私も実はつい最近まで知りませんでした。2014年7月14日に行われたGoogle Hangoutのビデオ見て初めて知った。

    ご覧のようにネジ外せば簡単に分解出来るんです。
    ccc_v2_parts_4071

    通常の状態はこうです。(※通常のものとは違う長いネジを付けてますのでネジが締まりきってないですが、気にしないで下さい)
    ccc_v2_front_4070  ccc_v2_back_4069

    両側のネジを外し、上の写真にあるように分解。背面のプレートを上下逆さまにして付けると・・・

    あら不思議!(笑) こんなん、なりました。
    ccc_v2_for_anchor_back_4072  ccc_v2_for_anchor_front_4073

    分かりますよね?

    今回のKSプロジェクトでSLIDE/CLUTCHの目玉機構の一部、Anchorが付けられるんですよ!ま、Anchorじゃ無くても他のストラップでもいいんですが、付けられるようになるんです!
    ccc_v2_with_anchor_front_4075  ccc_v2_with_anchor_back_4076

    これ知って感動しました、私。

    この肉抜きは伊達じゃ無かったんです。この形にちゃんと意味があった。背面プレートを上下逆さまにしてもキッチリ安定して嵌まるようになってたんです。
    ccc_v2_parts_back_plate_4080  ccc_v2_parts_front_plate_4077

    ここまで考えて設計されてたとは…まさに脱帽。

    そうすると、例えばSLIDEにCCC付けちゃうなんて事も出来る訳で…

    このビデオではSLIDEにカメラ装着する場合、Anchorをカメラに2個付けてAnchor Links経由で2箇所留めにしてますけど、代わりにCapture付けておけばワンタッチで着脱可能にも出来ます。

    Captureはバッグのストラップやベルトだけじゃなくて、ネックストラップやスリングストラップなんかにも付けられる。色々と応用出来そうですよね。
    私、肩に掛けるストラップはもういらないなぁと思ってたんですけど、益々SLIDEは1本あった方がイイなぁと思うようになった訳で…多分買っちゃうと思います(笑)

    Capture Camera Clipを検討されてる方はKICKSTARTERプロジェクトが終了する前に是非安く入手出来るように申し込みして下さい。前回の記事で申し込み方法の解説してますので、参考にされる方は参考にして下さい。

    Peak Designの日本の代理店である銀一、及び銀一が卸してるお店で買うのは絶対に損です。
    ちなみに、価格比較です。

    モデル
    銀一 価格
    本家 通常価格
    KICKSTARTER 価格
    Capture Pro Camera Clip
    (ARCA / DUAL / MICRO 各)
    http://www.ginichi.com/products/detail.php?product_id=14277
    11,664円(税込み)
    https://peakdesignltd.com/store/capturepro
    $79.95 + 海外発送料 $9.95
    https://www.kickstarter.com/projects/peak-design/slide-and-clutch-versatile-camera-sling-and-hand-s
    $70 + 海外発送料 $10
    Capture Camera Cliphttp://www.ginichi.com/products/detail.php?product_id=14274
    8,505円(税込み)
    https://peakdesignltd.com/store/capture
    $59.95 + 海外発送料 $9.95
    https://www.kickstarter.com/projects/peak-design/slide-and-clutch-versatile-camera-sling-and-hand-s
    $50 + 海外発送料 $10

    本家から買う場合は、本来であれば海外発送料が無料になるはずが、銀一の差し金で$9.95取られます。国内でボッタクって更に海外から購入するのにも邪魔しやがるクソ代理店です。せっかくPeak Designがなるべく安く提供出来るようにと頑張ってるのに、何の企業努力もせず、ただ価格に転嫁してるだけの代理店など潰れてしまえ!(笑)
     
     
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    もはや必需品:Capture Pro Camera Clip (by Peak Design)」への4件のフィードバック

    1. 中野

      初めまして。ブログを見させていただきまして、Peak designファンになり購入しました。
      ですが買った製品のすべてが入っておらず、それをメールすると適当に返事されました。
      もし面倒でなければどのようにアクションをおこされたのかアドバイスいただけませんか?

      返信
      1. gsadmin 投稿作成者

        こんばんは。ご覧頂き、ありがとうございます。

        私の場合、PeakDesignホームページの問い合わせフォームから送信しました。
        今で言うと、このページ(https://support.peakdesign.com/hc/en-us/requests/new)(当時は今とは違うページでしたので)

        返信で来たメールの送信元アドレスは info@peakdesignltd.com でした。

        状況としては、
        ■ EARLY BIRD SPECIAL以外の製品の出荷通知メールは受信して、製品も届いた。
        ■ EARLY BIRD SPECIALの出荷通知がいつまで経っても来なかったし、当然製品も届いて無かった。
        ■ そんな中、KICKSTARTERのプロジェクトページで出資者全員分の製品を出荷完了したとのUPDATEがあった。
        これらの状況を細かく説明した文面を送信しました。文字で伝えるのは根気が要ります。

        中野さんの状況の詳細が分からないので何とも言えませんが…
        先方に内容がきちんと伝わっていれば、適当な返事が返って来るような事は無いように思うんですが、今は以前と違って問い合わせが激増してるのでそうなってしまったのかもしれません。
        ■ 何を注文して(事細かに全て記載)
        ■ 何が届いた
        ■ 入っているはず(注文したもの)の何が入ってなかった
        これらがきちんと先方に伝わってますか?

        適当だと思われる返事が来たなら、そのメールに返信して状況説明をし、先方と根気良くやり取りするしか無いように思います。今は上記問い合わせフォームにファイルも添付出来るので、届いたものを写真に撮り、何が不足してる!って事も伝えられますし。

        私なら、これこれこうでこういう状況なのに適当な返信してんじゃねーよ!って返すと思いますw

        返信
        1. 中野

          返答ありがとうございます。
          私が注文したものは、
          1.pro strap pack (clutchとslideがセットになったもの
          2.clutch (clutchが2つ欲しかったので単品で)
          3.anchor 4pack
          4.LENS KIT
          これで、商品が5つ入っていなければならないのです。(clutchが2つなので。)
          なのにclutchが一つしか入っておらず合計4つしか商品が入っていませんでした。もちろんクレジットカードの明細では5商品分の金額(pro strap packは2つセットで10パーセントオフになっています)を支払っています。
          なので、peak Designには一つ商品が足りないメールを送りましたが、あなたの注文は4オーダーですよ?あなたの言ってる意味がわからない。と返答がありました。その際僕が注文したpdfが送られてきましたが、確かに4オーダー
          1.pro strap pack
          2.clutch
          3.anchor 4pack
          4.LENS KIT
          です。
          担当がバカなのか、オーダーが4つだけど商品が5つということがわからないのでしょうか。英語を話せないので翻訳ソフトでメールを送っているのですが、キレ方がわかりません。
          しかも今気づいたのですが、gsadminさんの時にきたアドレスがinfo@peakdesignltd.comに対し、私はinfo@peakdesign.comでした。香港からでした。偽サイトに捕まったのでしょうか。

          返信
          1. gsadmin 投稿作成者

            PeakDesignのドメインは現在はpeakdesign.comですので、間違いは無いと思います。peakdesignltd.comは設立当初から使用していたもので現在は両方使ってるだけだと思います。peakdesign.comに変更したのは私の記憶では、たしか今年からですので比較的新しいものです。

            PeakDesign製品の日本への発送は全て香港の倉庫からの出荷になります。この記事に書いたのとは別件ですが、届いたものが不良品だったので交換品を送ってくれと頼んで、送られて来たものが再度不良品だった事がありました。その時は、私は中国人の品質管理は全く信用出来ないのでPeakDesign本社できちんと検品したものを送ってくれと要求しました。
            この時はPeakDesign本社、アメリカから送られてきましたが、製品の箱には入っておらず裸のままの製品が封筒の中に入ってましたw

            届いた製品は全部開封されたんですよね?どれかの製品の中、あるいは届いた時の箱なり、封筒なりの中にClutchだけが入っている可能性は無いでしょうか?梱包材に紛れて、とか。

            もしくは、翻訳ソフトで作成した文面ですと、正確に相手に伝わっていない可能性があります。私自身は翻訳ソフトの文面は見るに耐えないものだと思ってて一切使わないので、どれほどの精度の文面なのかは分かりませんが…

            差し支えなければ、送った文面と返信の文面を見せていただけませんか?このコメント欄にコピペして返信くだされば私の方で見られますので。こちらで承認しなければコメントは表示されませんので、見させていただいた後に削除します。

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