3月に入っちゃいましたが・・・私の方はと言えば次から次へと面倒な仕事を押し付けられ、記事書く時間も気力も失っていた。まぁ、単にそれだけじゃないけど。忙しくても情報は常に入ってくるし、書くネタは増え続ける。今月は週一ペースに戻したいけど、さてどうなる事やら…
2月に入ってからPENTAX界隈が賑やかになってきた!
まずは正式発表があった前日の2015年2月4日(水)から、新しいズームレンズ2本の確定情報。昨年のフォトキナ(2014年9月開催)で既に参考出品されてたものだけど、当時は製品名や発売時期は未定。単に「大口径望遠ズームレンズ」と「超望遠ズームレンズ」でしか無かった。この2本が出てくるとなると長年待ち続けてこられた方々もいる噂のアレも確定という事で、「PENTAXがようやくヤル気出した!」と揶揄されてた(笑)
そして翌週から開催されたCP+2015ではズームレンズ2本が実際に試せるようになっていたり、カメラのモックが展示されていたり。直前にはレンズのロードマップが更新されたりと、私でさえ「おお、本格的にヤル気出してきたな!」と思わずにいられなかったwww
開発には時間がかかるし、他のメーカーとは色んな意味で(笑)一線を画すPENTAXブランドなんだから、何もやってない訳は無いのにね。
リコーイメージング公式ニュース:
「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」新発売
「HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW」新発売
値段見て早々に諦めた。
150-450の方はヒコーキ撮りに欲しいなぁとは思ったけど、希望小売価格で32万(税別)。★70-200の方は30万(税別)。まだ発売開始されてないけど予約受けてるカメラ屋さんで20万円台前半〜半ば。詳しい方々によるとこのクラスとしては妥当な値段らしい。特に70-200の方は俗に「ナナニッパ」と呼ばれる一般的には憧れのズームレンズ。PENTAXはこれを更に★(スター)にしやがったしてくれた!
いやぁ、20万超えると流石に無理。低金利ローンで買っちゃえ!が信条の私でさえ、これは無理。
買ったとしても年に数回しか使わないようなレンズにこの金額は今の経済状態では到底手が出せません。
1)発売されて数年経って実売価格が下がるのを待つ(カメラ本体のように劇的には安くならないけど)
2)宝くじで100万円程度当てる(1等じゃ無くていいから〜!w)
3)もっと給料もらえる会社に転職する
ぐらいしか選択肢は無いだろうな。
私自身、望遠ズームは★60-250 F4を持ってるし、リアコン(HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW)もある。
【D FA★ 70-200mmF2.8】
・★60-250と焦点域がモロに被る。ってか、狭くなるんだよね。
・★60-250より更にデカくて重くなる。
・F値1段の差にそれほど魅力は感じない。
・同じ★(スター = PENTAX最高峰のレンズ)なので画質に劇的な差があるとは思えない。
・フルサイズが出たとしてもすぐに買う予定は無い。
→ フルでしか撮れない写真など見た事が無い。
→ フルとAPS-Cの写真の違いなど私には判別出来ない。
→ フル、フルと騒いでる方達はなぜそこまでフルに拘るのかが私には理解出来ない。
・★60-250が飛行機撮影以外にも使える場面が増えた。
以上の超個人的な理由で『私は』★70-200には全く興味が無いので華麗にスルーw
悩ましいのが150-450。
【D FA 150-450mmF4.5-5.6】
・250-450までの焦点域が使えるようになる → もっと迫力のある大きな画が撮れる(腕を上げるのが必須だけど)。
・「HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW」(通称:5656、ゴロゴロ)を買うよりよっぽど現実的。
・SIGMAの50-500だと半額程度で買える → 画質を考えると150-450の方がイイだろうと言うのは私でも分かる。SIGMAだと対抗するレンズは150-500だろ!ってツッコミはあるかもしれませんが、50-500の方が画質がイイとの評判が多いので。
150-450は正直余裕があれば欲しいとは思う。けど、低金利ローンを使ってまで欲しいとは現状では思ってないのでしばらくは★60-250でイケるはずw
で、まぁ、こういったレンズが出てくるとあの方の登場!CP+2015のリコーイメージングブースでセミナーが開催されるとの事。土曜日にやってくれれば非常にありがたかったんだけど、私が行ける日では日曜しか無かった。45分間のセミナーの為に横浜まで行くのはあんまり乗り気では無かったけど、話は聞きたかったし、洲崎さんの写真も見たかったので重い腰を上げて出かけましたよ。
が!・・・
決断するのが遅かった。
おまけに数日前にタイムテーブル見た時に開始時間をうろ覚えしてた。てっきり12時45分に開始だと思ってたんだけど、実は12時15分開始。ただでさえ、15分遅れで到着予定だったのでこれじゃ着いた時には終わってるじゃん!
とは言え、既に引き返すには勿体無いところまで来てしまってたのでそのまま会場に行きました。着いた時にはとっくに終わってたよ…
最大の目的が達成出来ず、というかカスリもしなかったので打ちひしがれてましたが…
後日発見!!!
CP+2015 洲崎秀憲氏セミナー 新鋭Kマウントレンズで捉える。PENTAX K-3のヒコーキ撮影力
PENTAX公式さんがアップしてくれてました。ありがとう!PENTAX公式さん!
このビデオの中で洲崎さん曰く、非公式な情報ではあるけど、流し撮りに対応したSR(Shake Reduction = 手ブレ補正)のファームウェアを試しているとの事。非公式ではあるけど、公式がアップしているビデオに何の編集もかけられず、カットもされてないんだからほぼ公式情報だよねw
ただ、今年の秋以降発売予定のフルサイズ用の目玉機能にするのか、K-3でもファームウェアアップデートで対応するのか、はたまた開発だけして実際は載せないのか、はまだどうなるか分からないけど…もし、フルサイズで搭載するんだったらK-3にも載せないとダメだよネと思う。単にフルサイズを売りたいが為の施策だとしたら、それは既存ユーザーをバカにしてるとしか思えない。フルサイズを望んでいる方々は大勢居るでしょうが、私みたいにAPS-Cで充分と思ってるユーザーも居るわけで、今までPENTAX K-3を使ってきたユーザーを切り捨てるような事はして欲しくは無いな。
ま、PENTAXの事なのでフルに載せるんだったらK-3にもファームで対応ぐらいの事はしてくれるだろう。なんせ、K-3で開発してるんだから技術的に不可能って言い訳は絶対あり得ないから!こういうとこはPENTAXは下手だなと思うw 秘密にしておいてフルの発売正式発表時に載せるだけだったら遥かに楽だったろうに…でも、そういうブランドだからこそPENTAXが好きなんだけどね、私は。
流し撮りを行う場合、一般的には手ブレ補正OFFが常識なの?
そんな事さえ初めて知った私ですが…流し撮りを試した事はあります。もちろん手ブレ補正ONで。新幹線では成功したカットもあったけど、羽田で旅客機撮って試した時には全く撮れませんでした。ブレブレだったり、単に露出が盛大にオーバーしてたり。飛行機の流し撮りって難しいなぁとつくづく思います。空を飛んでる時に流し撮りをしても意味が無いですよね?後ろに雲とか、あるいはベイパーが発生してるとかだったらまだ画にはなるんでしょうが、何も無い青空バックに流し撮りっていうのはほぼ意味が無いと私は思います。洲崎さんや他のプロの写真家さん方達と違って、一般人が比較的飛行機の流し撮りをし易いシチュエーションって離着陸の時ですよね。
まぁ、そんな私がなぜ記事のタイトルに「流し撮り」なんて付けてるのか?
実は偶然撮れてしまった事があったんです。そう、昨年(2014年)の入間航空祭で。
航空自衛隊創設60周年の記念塗装を施したF-2Aの帰投時。
このF-2A、3色しか使用出来ないという制限の中、白、赤、ピンクで日の丸、桜吹雪、60th Anniversaryを見事にペインティングした記念塗装機。隊員さん達が9日間かけて塗装したそうです。プロジェクションマッピングの如く、プロジェクターでデザインを投影してマスキングしてから塗っていったとか。
ですがこれ、見易いようにサービスで低空飛行してくれてたんですね。私の腕の未熟さ故、ブレブレになってるんですが・・・
リアコン付きの★60-250、AF-Cの連写Hiで撮ってましたが、2枚だけ偶然にピントが合って流し撮りっぽく撮れてたカットがありました。撮って出しJPEG、ノートリミングですが、縮小&容量圧縮して載せてます。
上の右側の写真から等倍で切り出したもの。若干リサイズ(縮小)してます。
更に300%表示を切り出したもの。ここまで拡大するとギザギザですがw
ここまで写ってくれたら後は私の腕を上げれば何とかなりそうな気がしました。上の2枚の写真は全く意図せず偶然に撮れたものなのでカメラ(K-3)の性能がモロに出た写真です。ちなみに、私の★60-250は以前の記事で書きましたが、SDMが故障してる。自分の腕が未熟だなぁと思ってたけど、それだけでは無かったみたいw
修理に出しましたけど、とっくの昔に修理完了したものの未だに引き取りに行けてない(´エ`;)
このブログを始めた時以前からの故障ですから、いつしかその状態に慣れてしまっててこんなもんかって思ってましたけど、今年(2015)に入ってから故障してない新品のSDMズームレンズを使ったら、まぁビックリ。ああ、こんな早くピントが合うんだ?って感動しました。慣れって怖いですね。ただでさえ遅いと言われているSDMを速いと思えてしまうんだからwww
いつ頃引き取りに行けるか分かりませんが、今年の入間ではもっと気持ち良く撮れるに違いない、と今から期待しておこう。
《おまけ》
上に載せた写真の続き。ピント合ってませんが…低空飛行が続き、
ここから急上昇。これ、専門用語でハイレートクライムと言うらしいです。ん、ピントが合いつつあるなぁ。
と思いきや、速くて追いつけず迷走。F-2Aの方は急上昇しながら
機体をもの凄い角度で左右に振り、バイバイ。バイバイハイレートと言うらしい。
が!次の瞬間。
くっそ、何しやがるビデオ野郎!どこから湧いてきたんだ???さっきまで居なかったじゃん!
ヘッドブロックされ続け、仕方がないので私の方が位置をズレて追いかけたものの、再び捉えた時にはこのザマ。
ほんっと、ビデオ野郎って迷惑。連中、液晶だけ見ながら動き回るから周りが見えてないんだよね。そうは言いつつも、これからもバトルは続くんだろうなぁ…
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